本記事でわかること
- 「DMM WEBキャンプの選考に落ちた」の真相
- エンジニア転職コース受講前に確認しておきたい3つのこと
- DMM WEBキャンプの特徴
結論から言うと、DMM WEBキャンプ受講前の選考は廃止されました。
現在は誰でも受講することができるようになりましたが、エンジニア転職が簡単になったわけではありません。
本記事を読むとエンジニア転職を目指す方がやるべきことや対策までしっかりわかるようになりますよ。
エンジニア転職を目指しているすべての方必見の内容なので、さいごまでしっかり読んで理解した上で利用するようにしましょう。
最初に少しだけ自己紹介すると、僕自身はエンジニア歴10年以上の現役エンジニアです。
現在はフリーランスエンジニアとしてシステム開発をしています。
本記事ではプログラミング学習の先輩として、「DMM WEBキャンプの選考に落ちた」の真相についてわかりやすく解説していきます。
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「DMM WEBキャンプの選考に落ちた」の真相は?
DMM WEBキャンプでは、2021年9月まで受講前の選考制度が採用されていました。
これにより、選考に通らなければ受講したくてもできないなんてことも・・・。
過去の口コミを調べてみると、下記のように選考を受けた人の声も複数見つかりました。
DMMwebcampの選考結果待ち。
知能テストの方は満点だと思うから落ちたら経歴の部分。
落ちてしまったらそれはDMMにとって他の受講予定生より受け入れづらい人材ということになる。
突きつけられるのは単なる事実であるとはいえこのサービスにすごい魅力を感じていて入りたい以上(続く)— kshi@三月からDWC (@EngineerKeishi) February 14, 2020
昨日DMMさんのカウンセリングを受けました。メンターさんはとても感じのいい人で話しやすい環境でした。
無事選考も通り、5月からの入校に決まりました!
およそ6ヶ月間勉強をして、転職を目指し努力します!👊
#DMMWEBCAMP
#DMMWEBCAMP職業両立コース
#プログラミング初学者
#エンジニア転職— ゆうたろう 🚴 DWC5月生 (@yuutarou_10024) March 6, 2022
【結論】受講前の選考は廃止されました
本記事の結論ですが、DMM WEBキャンプ受講前の選考は2021年10月以降廃止されています。
現在はすべてのコースで受講前に実力を測るテストなどは行っておらず、誰でも受講することができるようになっています。
その背景にはプログラミングスクールの乱立が挙げられると思われます。
特に2020年頃から新型コロナウイルスによる将来への不安、副業ブーム、小学校教育でのプログラミング必修化などなど、プログラミングを学びたい人の数が増えました。
それに伴ってスクール事業も次々立ち上がり、未経験からエンジニア転職が目指せるプログラミングスクールは数十校に登ります。
数ある競合他社に受講生が流入するのをなるべく避けるために、受講するハードルを低くしたということでしょう。
事業として生き残っていくためには仕方ない選択だったと思いますし、個人的には選考は無くてよかったとも思ってます。
なぜならプログラミング学習は時間のかかるものだから。
選考でわかることも多いとは思いますが、プログラミングは勉強し始めて半年~1年くらいたってようやく身になるものです。
まずは門戸を広く開いて、継続しやすいカリキュラムやサービス作りに力を注ぐことが大切だと感じています。
選考対象だったコース
既に廃止済みである選考制度ですが、もともと選考対象だったコースを振り返っておきましょう。
結論は以下の2コースです。
DMM WEBCAMP COMMIT(現エンジニア転職 専門技術コース、短期集中コース)
1つ目の選考対象コースはDMM WEBCAMP COMMITです。
COMMITは名称が変わり、現在は以下のようなコース名になっています。
- 短期集中コースは3ヶ月
- 専門技術コースは4ヶ月(短期集中コースの内容に加えてAI教養またはクラウド教養を習得可能)
このようにかなり短期間でエンジニア転職を目指すコースです。
3,000回以上改善した未経験者向けの独自カリキュラムが用意されていて、現役エンジニアの81%がオススメするくらい実践向きの内容となっています。
DMM WEBCAMP PRO(現エンジニア転職 就業両立コース)
2つ目の選考対象コースはDMM WEBCAMP PROです。
こちらも名称は変更されており、現在は『就業両立コース』というコース名になっています。
その名の通り、今の会社で働きながらエンジニア転職が目指せます。
- 仕事が忙しくてまとまった時間を確保できない
- 育児や介護の合間の時間を有効活用したい
- 自分のペースでエンジニア転職したい
上記に当てはまるような方にピッタリの内容となっています。
仕事を辞めることなくプログラミング学習ができて、転職まで目指せるのはうれしいですよね。
「今の会社にずっといるつもりはないけど辞める勇気はない」
就業両立コースならそんな方のリスクをかなり減らすことが可能です。
受講前に行っていた3つの選考
廃止済みの選考で行っていたのは以下3つです。
実施されていた選考内容
- タイピングテスト
- Git Hubの操作テスト
- 面談・面接
ひとつずつ見ていきましょう。
1.タイピングテスト
1つ目の選考は『タイピングテスト』です。
未経験からの転職成功率98%を誇るDMM WEBキャンプですが、パソコンに全く触ったことが無い状態からだとなかなか厳しいものがあります。
ブラインドタッチができたり早いタイピングができる必要はありませんが、基本的な操作くらいは問題ないか見ていたということでしょう。
2.Git Hubの操作テスト
2つ目の選考は『Git Hubの操作テスト』です。
Git Hub(ギットハブ)とは、ソースコードを他の開発者と共有したり管理するための開発プラットフォームです。
ソース管理ツールは数多くありますが、その中でも数多くのユーザーがいる代表格と言っていいものです。
実案件で使われていることも多いので、簡単な操作(プルリクエストやフォーク、マージなど)をテストしていたものと思われます。
3.面談・面接
3つ目の選考は『面談・面接』です。
前述の通り、選考の対象コースはエンジニア転職を目指すもののみでした。
エンジニア転職を目指す理由や目的、どんな心構えなのかをヒアリングすることで受講後の認識相違がないようにしていたのでしょう。
エンジニア転職コース受講前に確認しておきたい3つのこと
再三お伝えしてきた通り、DMM WEBキャンプの選考制度は廃止されています。
現在は誰でも受講可能ではあるのですが、勘違いしてほしくないのは『エンジニア転職が簡単になったわけではない』ということです。
というわけでここからは、エンジニア転職コース受講前に確認しておきたいことをお伝えします。
結論から言うと以下の3つです。
受講前チェック項目
- 基本的なパソコン操作に難がないか?
- 即戦力スキルが身につくか?
- 就職先・転職先はどんな企業か?
ひとつずつ見ていきましょう。
1.基本的なパソコン操作に難がないか?
1つ目のチェック項目は、基本的なパソコン操作に難がないか?です。
まずはあなた自身の現状を確認しましょう。
- パソコンに触ったことがない
- タイピングもままならない
そんな状態からエンジニア転職するのは至難の業です。
Windows、Macどちらでもいいですが、タイピングやファイル・フォルダ操作、WordやExcelの基本操作くらいはできるといいですね。
受講しながら身につけるのもOKですが、ただでさえ大変なプログラミング学習に加えてパソコン操作まで身につけるのはけっこうハードモード。
できれば受講する段階ではこれらの操作はできる状態にしておくのがベターですよ。
2.即戦力スキルが身につくか?
2つ目のチェック項目は、即戦力スキルが身につくか?です。
エンジニア転職できるプログラミングスクールはかなり増えていますが、どこでもいいというわけではありません。
転職成功したはいいけど実務で通用しなかったら意味がないですよね。
DMM WEBキャンプなら通過率10%の難関を突破した現役エンジニアがメンターを務めます。
回数無制限の質問対応サポートもあるので、即戦力スキルを身につけやすい土壌が整っているといえるでしょう。
さらに、専門技術コースを受講した場合はAIやクラウドの教養まで身につけることが可能。(具体的な内容は下記の通り)
将来伸びる分野まで学習可能なので、息の長いエンジニアスキルが習得できることがわかりますね。
- AI教育 : ディープランニング、評判分析
- クラウド教育 : AWSでのインフラ環境構築
3.就職先・転職先はどんな企業か?
3つ目のチェック項目は、就職先・転職先はどんな企業か?です。
いくら転職成功しても、就転職先企業がブラック企業だったりしたら残念すぎます。
せっかく努力するのであれば、努力した先の道がわかったほうがモチベーションも保ちやすいですよね。
DMM WEBキャンプ受講後の就職先・転職先企業や想定年収について詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
結論だけ言うと、DMM WEBキャンプ受講後の就職先・転職先にブラック企業は存在しません。
DMM WEBキャンプってどんなスクール?【特徴を解説】
さいごにDMM WEBキャンプがどういったスクールなのか、その特徴を解説していきます。
プログラミングスクールの受講を検討している方は、一度は聞いたことがありますよね。
それくらい業界内ではかなり規模の大きな部類に入るプログラミングスクールといえます。
特徴をまとめると、以下の点が挙げられます。
DMM WEBCAMPの特徴
- 実践経験豊富な現役エンジニア講師が日々の学習をトータルサポート
- マンツーマンのメンタリングサポートあり
- いつでも質問可能なチャットサポートあり
- 学習の進捗が見える化される
- キャリアプランや学習の目的に合わせてコース選択可能
- 完全オンラインでカリキュラム受講可能
- 未経験者に特化したカリキュラム提供
DMM WEBキャンプで展開されているコース一覧は以下の通りです。
※提供コースは変更されている可能性があります。
最新情報は上記公式サイトで確認するようにしてください。
「DMM WEBキャンプを実際に受講した人の評判・口コミを知りたい!」
「DMM WEBキャンプを受けるメリット・デメリットを知りたい!」
そんな方はこちらの記事もご覧ください。
「DMM WEBキャンプが気になるけど、どのコースを受講すればいいかわからない」
「受講目的に合ったDMM WEBキャンプのコースを知りたい」
そんな方はこちらの記事もご覧ください。
業界最大級のスクールなだけあって、そのサービス内容やカリキュラムの充実度は圧倒的です。
これだけサポート体制が整っているプログラミングスクールはなかなかありません。
他スクールに引けを取らないサービス内容であることは間違いないでしょう。
まとめ【選考はなくなったが努力は必要】
今回は、『「DMM WEBキャンプの選考に落ちた」の真相に迫る|結論:既に廃止済み』というテーマで話していきました。
DMM WEBキャンプの選考は既に廃止済みですが、エンジニア転職が簡単になったというわけではありません。
選考の有無に関わらず、しっかり努力する前提で受講することをオススメします。
また、本記事を読むだけではわからなかったことについては、受講前にしっかり解消するようにしましょう。
決して安くはないお金をかけて学習するので、納得した上で申し込みしてくださいね。
「DMM WEBキャンプ受講するために選考があるの?」
「DMM WEBキャンプの選考に落ちたってホント?」
そんな疑問を解消できていたら幸いです。
本記事は以上となります。