
そんな疑問に回答します。
本記事でわかることは以下の通りです。
- システムエンジニアに向いている人の特徴
- 当てはまらない人はシステムエンジニアになれないのか?
筆者の経歴
- 大学では機械工学専攻で、社会人1年目未経験からシステムエンジニアとして就職。
- 新卒正社員で入社した1社目に約7年勤務。
- 8年目から独立してフリーランスエンジニアになる。
- 2021年6月でフリーランスエンジニア歴5年以上。
10年以上も現場にいると、システムエンジニアとして向いている人とそうでない人がなんとなく見えてきます。
経験値から語るとはいえ、僕の主観が多分に含まれていますので、その点ご承知おきくださいませ。
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目次
システムエンジニアに向いている人の特徴5選【歴10年以上の僕が回答】

1.考える仕事が好き
エンジニアというと物を作っている時間が長いように思いがちですが、意外と考える時間というのが多かったりします。
単純作業ではなく、案件の方向性やメンバーとの関わり方など、考えることはけっこうあります。
「与えられた仕事だけをこなしたい!」みたいな人よりも、自分で考えて仕事を遂行していくことができる方が重宝されます。

2.じっとしていられる
打ち合わせやミーティングで出歩くこともありますが、基本的にはパソコンの前でカタカタとキーボードを叩きながら作業をしていることが多い仕事です。
どうしても座りっぱなしが多くなってくるので、じっとしていられることができる人は向いてるなと感じます。
「じっとしてるなんて無理だ!」という人にはなかなか厳しい仕事かもしれません。

3.集中力が高い
プログラミングというのは考えて作るものなので、マルチタスクというよりは1つの作業に集中することが大事になってきます。
集中力が高い状態を維持して仕事ができる人はエンジニアに向いていると思います。
集中力というとハードルが高く感じる人もいるかもしれませんが、好きなことに夢中になった経験がある人なら大丈夫です。
ゲームでも恋愛でも、何かしらハマった経験は誰にもあるでしょう。

4.クリエイティブな思考を持っている
システムエンジニアは設計書に基づいて開発を行っていきます。
なので、開発時にクリエイティビティは必要ないように思われがちですがそうではありません。
詳細設計書でかなり細かく処理が書き込まれていればちょっと話は変わりますが、外部設計書で大枠だけ処理がある場合は自分で考える必要があります。
どういう風に作ったら読みやすいか、効率的か、あとで見やすいか、などなどクリエイティブに作業をしていく人が長期的に繁栄します。

5.自分の意志を持っている
これはエンジニアに限った話ではありませんが、自分の意志を持って仕事を進められる人は向いています。
自分は引っ込み思案だという人も、言うべきときに言いたいことが言えないと、あとで自分が困ることになります。
直接言うのが苦手ならテキストでもいいので、自分の意志を持って意見を主張する力はあったほうがいいです。
早く昇進していく人は、自らの意思を持って物事を前進させている人が多いように感じます。

【よくある疑問】特徴に当てはまらないとシステムエンジニアになれない?
ここまで、システムエンジニアに向いている人の特徴を5つ挙げてきました。
よくある疑問として、
「自分はまったく当てはまらなかった」
「システムエンジニアに向いてないんじゃないか?」
と思った人もいるかもしれませんので補足します。
今回挙げた特徴はあくまで一例なので、当てはまらなかった人がエンジニアに向いていないと決めつける内容ではありません。
比較的向いているんじゃないかということを独断と偏見でお伝えしているので、まったく当てはまったいないけど活躍しているシステムエンジニアもたくさんいます。
仮に当てはまらなかったけど自分に欲しい特徴だと思った場合は、今から努力して身に付けることも十分可能だと思います。
例えば、「自分は考えることが苦手だ」と思った方は、あなたの身近にいる考えることが得意な人をベンチマークにしましょう。
「こんなとき、あの人だったらどう考えるのかな?」というのを自分なりに考えたり、その人に直接聞いたりすると、だんだんと思考が近づいてくるはずです。
100%身に付かずとも、50%でも考えられるようになったらだいぶ前進ですよね。
まとめ
今回は、『システムエンジニアに向いている人の特徴5選【歴10年以上の僕が回答】』ということで、僕が思う5つの特徴を挙げてみました。
最後に改めて振り返ってみましょう。
- 考える仕事が好き
- じっとしていられる
- 集中力が高い
- クリエイティブな思考を持っている
- 自分の意志を持っている
くれぐれも言っておきますが、すべてに当てはまらないとシステムエンジニアになれないというわけではありません。
いろんなスタイルのエンジニアがいて良いと僕は思うので、あくまでも参考までにという温かい気持ちで見ていただけるとうれしいです。
本記事は以上となります。