そんな疑問に回答します。
本記事を書いている僕はこんな人です。
経歴
- 新卒未経験からシステムエンジニアに就職
- フリーランスとして独立して5年以上
- 現役エンジニアとして10年以上
本記事では、現役エンジニアとして現場で仕事をしている立場から見て、本当にエンジニアは手に職になりうるのかについて話していきます。
結論から言うとエンジニアは手に職になりません。
その理由と、エンジニアとして仕事をしていくうえでの心構えなどについて解説していきます。
本記事を最後まで読んでいただくと以下のことがわかるようになります。
本記事でわかること
- エンジニアが手に職にならない理由
- エンジニアの今後の需要
について知ることができます。
一生安泰だと思ってエンジニア転職を目指している方。
たしかに需要のある仕事だと思いますが、甘い世界ではないので注意が必要です。
本記事を最後までご覧いただくと、エンジニアに対するイメージを少なくすることができますよ。
ポイント
Table of Contents
【手に職は嘘?!】5年ブランクあったらエンジニア復帰はできません:エンジニアの現場復帰は難しい
手に職っていうけど、エンジニア数年休んだら現場復帰はけっこう厳しいと思う。
一度学んだら一生使えるようなものではなく、言語もトレンドも日々変わっていくからね。
プログラミング学び始めようと思ってる人はそのあたりも考慮した上で学習開始すべき😉#プログラミング初心者— サカイユウヤ@うねり取りトレーダー🍥 (@sakaiHulaHoop) January 20, 2021
こちらのツイートを少し深掘りして話していきます。
現役エンジニアの僕から見て、エンジニアになること=手に職ではないと考えます。
エンジニアは手に職にはなりません
冒頭から散々エンジニアが手に職にはならないということを話してきました。
というのも、おそらく本記事にたどり着いた人は「エンジニア 手に職」みたいなキーワードで調べている人がほとんどだと予想したからです。
このキーワードで検索する人の考えてることを言葉にすると、
「エンジニアになったら一生困らないかな?」
「エンジニアになったら楽に生活できるかな?」
といった感じだと思います。
完全に当てはまらずとも、少しくらいはこういった気持ちありませんか?
ちなみに僕はあります(笑)
気持ちは痛いほどわかるのですが、残念ながら仮にエンジニアになったとしても5年もブランクを開けてしまうと現場復帰は難しくなります。
ひょっとしたら2~3年くらいでも難しい・・・かも・・・?
それくらい意外と厳しい世界であるということを認識していないと手に職にはならないのです。
特に近年はプログラミングを学ぼうという訴求が世の中にはびこっていますよね。
しかし、ずっと現場で通用するレベルを維持するのは意外と大変であるということは知っておくべきだと思うんです。
スキルはブログやYouTubeのように資産化しにくいですしね。
手に職にならない理由①新技術が増えていく
手に職にならない理由の1つ目は、新技術が増えていくからです。
ここのところ、アメリカはもちろんのこと日本でもテック系企業に注目が集まっているような気がしませんか?
テック系企業界隈が盛り上がっているということは、比例してエンジニアたちの需要も増えているということです。
盛り上がれば盛り上がるほど、需要が増えれば増えるほど、エンジニアに求められる技術力が高くなる傾向にあります。
「こんなことできないかな?」
「ここはこうできないかな?」
ユーザーインターフェースを良くするために日夜エンジニアたちが頑張っているんです。
新しいサービスが生まれるたびにどんどんいろんなことができるようになっていくので、エンジニアに求められるスキルレベルも高くなります。
『これを覚えたら終わり』みたいなことってないんですよね。
例えば大工さんにも建築技術が求められますが、物理的な建物を建てるのに求められるスキルにはある程度限界があります。
一方でシステム構築の可能性は無限大なので、今日使ってる技術が1年後には古くなってるなんてこともあるでしょう。
あぁ、なんて厳しい世界・・・。
手に職にならない理由②継続した勉強が必要
手に職にならない理由の2つ目は、継続した勉強が必要だからです。
1つ目の理由で説明した通り、時代の変化とともに新しい技術が求められます。
だから「楽したい」と思ってる人にとって、エンジニアという仕事は完全に向いてないんです。
はい、そうですね。
やっぱり勉強は必要です。
ただし・・・
どうしても勉強し続けたくない、でもエンジニアとして仕事は続けていきたいというわがままな人にも道はあります。
それでもどうしても勉強から逃げたいという場合は、
・古いシステム案件に携わる
・同じ案件にしがみつく
の2択かな🤔#プログラミング#エンジニアと繋がりたい— サカイユウヤ@うねり取りトレーダー🍥 (@sakaiHulaHoop) January 26, 2021
それでもどうしても勉強から逃げたいという場合は、
・古いシステム案件に携わる
・同じ案件にしがみつく
の2択かな
窓際社員になったり、あまり必要とはされない可能性もありますが生き残る方法はあります。
あまりおすすめはしませんが、選択肢の一つとして覚えておくのもいいでしょう。
【朗報】エンジニアの需要は今後も増えていく
「え、じゃあエンジニア転職とかしないほうがいいんじゃないの?」
ここまでご覧になった方のなかには、こんな風に思われた人もいるかもしれません。
誤解を生む内容になってしまいましたが、エンジニア自体の需要は今後ますます高まっていきます。
新しい技術に興味を持ったり、勉強し続けることができる人にとってはエンジニアはかなりオススメできる仕事だと言えます。
収入も他の職種に比べて高くなる傾向にありますし、仮に転職するとしても転職先はたくさんあります。
向こう数十年くらいはエンジニアで困るなんてことはないのではと個人的には予想しています。
まずは独学で3か月くらいプログラミングを勉強してみて、自分に合っていそうだなと感じた人はエンジニア転職も視野に入れるのもありです。
さいしょは低単価だとしても実際に小さな案件を受注してみて経験を増やすことに注力しましょう。
エンジニアとして単価を上げていきたいなら職務経歴書が分厚い人が好まれます。
5年くらいひとつの言語で経験値を積めば、高単価な案件受注も夢ではありませんよ。
おわりに【エンジニアはオススメできる職業です】
今回は、『【手に職は嘘?!】5年ブランクあったらエンジニア復帰はできません』というテーマでお話ししました。
注目を集めているプログラミング学習ですが、楽に稼げるようなものではないのでご注意ください。
継続した勉強と、新しい技術に対する探究心を持って取り組んでいきましょう。
逆に言うと、しっかり勉強し続ける前提であればかなりオススメできる職業だといえます。
エンジニア転職を検討している方は、まずプログラミング学習を少しでも始めてみてください。
楽しくプログラミング学習ができれば、転職してみる価値は大いにありますよ。
本記事は以上となります。
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