そんな経験をお持ちのシステムエンジニア(SE)はいませんか?
何を隠そう、僕自身もマルチ商法をやっていた経験があります。
ということで自らの経験も踏まえつつ、なぜSEがマルチ商法にハマってしまうのかについて解説していきます。
本記事を読むと、以下のことがわかるようになります。
ポイント
- SEがマルチ商法にハマりやすい理由
- マルチ商法が悪いわけじゃないという話
本記事を書いている僕はこんな人です。
僕はこんな人
- 34歳
- システムエンジニア歴10年以上
- 元マルチ商法数年経験者
経験者からの目線でフラットに解説していきます。
僕自身は自分できちんと情報を取って理解したうえで、ポジティブでもネガティブでもないフラットな状態です。
変に期待し過ぎたり、逆にネガティブになりすぎる前に、なぜその感情が起きているのかを分析することをオススメします。
それではさっそく本題に入っていきます。
ポイント
SEの場合、マルチ商法をするよりもフリーランスになるほうが圧倒的に稼ぎやすいです。
「今よりも収入を増やしたい」
「フリーランスになるために何から手をつければいいかわからない」
そんな方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
Table of Contents
【悲報】SEがマルチ商法にハマりやすい3つの理由【実体験あり】
僕自身もSEですが、マルチ商法にハマっているSEは実際かなり多かった印象です。
その理由を分析してみました。
マルチ商法とは?
まずはマルチ商法とは何かについて解説していきます。
さいしょに多くの方が誤解しているであることから。
『マルチ商法=違法』と考えていませんか?
世間のイメージが悪すぎるので勘違いしている人が多いのですが、マルチ商法自体は商品やサービスを届けるマーケティング手法というだけなので完全に合法です。
警視庁のホームページでも以下のように説明がされています。
商品を販売しながら会員を勧誘するとリベートが得られるとして、消費者を販売員にして、会員を増やしながら商品を販売していく商法です。
引用元:警視庁HP
マルチ商法は別名「ネットワークビジネス」「MLM(マルチレベルマーケティング)」とも呼ばれています。
ネットワークビジネス = MLM = マルチ商法
と思ってもらえたらほぼほぼ間違いはないです。
マルチ商法自体は、個人が個人に対して企業の商品を販売および販売促進しているだけなので、むしろ広告費や中間マージンを削減できるようになっています。
ビジネスモデル自体は全然悪くないのですが、むりやり購入をさせたり、勧誘の意志を告げずに押し付けたりする人が多いのが実情です。
上記のような理由から、【マルチ商法=悪いこと、怪しいこと】というイメージが日本では特に強いですよね。
各種イベントなどでもマルチ商法への勧誘目的で参加することが禁じられていることも多く、きちんとやれば問題ないはずなのにもかかわらず村八分状態になっているのが現状です。
僕自身も数年やっていたことがありますが、その風当たりの強さを感じることも多かったです。
メモ
※会員はみんな同じような思いをしているので、世間の風当たりの強さによってむしろ会員同士の団結力ができていたりもします。
1.家と会社の往復になりがち
SEという職業は、残業が常態化しやすくどうしても家と会社の往復になりがちだったりします。
参考記事
この記事でもそのあたりについて話していますのでよかったらご覧ください。
人には【群居本能】という誰かと群れたい本能があります。
孤独で寂しくなった時に勧誘を受けると、冷静な判断ができなくてやってしまったりするんですよね。
毎日に刺激が少ないと「何か始めたい!でも何すればいいかわからない!」という状態になります。
ダブルワークで始められて低資本で参入できるので(今は同じような条件でできる副業も増えましたが昔はほぼ無かったんです)、SEにとっては恰好のビジネスなんですよね。
2.今後のキャリアが不安な人が多い
SEは、今後のキャリアについて不安を抱えている人がけっこういます。
- マネジメント方面にいこうか?
- スキルを高めていこうか?
- 仕事が忙しくてこのままでいいのか?
などなど、スキル一本で一生食っていけるわけじゃないからこそ、今後のエンジニア人生をどうしていきたいのか考えるんですよね。
選択肢として、起業やフリーランスや転職というのも視野に入れる人が多いので、「ネットワークビジネス?なんかかっこよさそうじゃん!」といった感じで入る人もいます。
あ、完全に僕がそれです(笑)
まじめに将来を考えてる中で、なんとなく良さそうな感じでマルチを勧められると藁にもすがる思いで飛び込んじゃうんでしょうね。
お気を付けください・・・。
3.仕組みに確信を持ちやすい
「マルチ商法?よくわかんないけどなんか水とか化粧品とか売りつけるやつでしょ?」
そんな感じでめちゃくちゃざっくりとしか理解していない人が世の中の大多数です。
ただ、よくよくマーケティングプラン(収入が入る仕組み)を知ると、めちゃくちゃ計算されてプランが立てられています。
勉強すればするほど、「商品を売ることに興味はないけどこの仕組みはいいな」ってなります(笑)
資産化されやすく(実際資産化できるかはさておき少なくともそういう風に思いやすく)、レバレッジが利き、相続もできたりするので、一度自分のチームを構築すると莫大な収入になります。
某〇ムウェイなどで大成功したディストリビューター(マルチ商法の会員のこと)なんかは、海外にも自分のチームを持ち、年商数億円レベル(ヘタしたらそれ以上)で稼いでたりします。
稼いでる人を見て、「自分もあんな風に・・・」という思いでがんばっている人がとても多いんです。
マルチ商法が悪いわけじゃないという話
ここまで何度か話してはいますが、ぶっちゃけマルチ商法というビジネス自体は全然悪いことじゃないんです。
今ではYouTubeやブログ、せどりや動画編集などなど、副業で稼げるコンテンツがだいぶ増えました。
しかし、10年前はこんなに副業で稼げる選択肢がなかったんです。
「なにかやりたいけど、何をすればいいかわからない」
こういった人にとってマルチ商法という選択肢は、とてもありがたかったのは事実です。
『稼ぐ』という目的を考えると、残念ながら今となってはコスパが悪く感じてしまいますね・・・。
ただ、今現在も目標に向かってマルチ商法を頑張ってる人もいるので、ポジティブに見なくてもいいのでせめてフラットな目で見ていただけると元会員としてはうれしいです。
おわりに【マルチ商法は悪くないけどやる必要もない】
今回は、『【悲報】SEがマルチ商法にハマりやすい3つの理由【実体験あり】』というテーマでお話ししました。
最後に改めてまとめておきましょう。
SEがマルチにハマる理由
- 家と会社の往復になりがち
- 今後のキャリアが不安な人が多い
- 仕組みに確信を持ちやすい
もし「稼ぎたい」という目的だとしたら、マルチ商法よりもコスパのいいビジネスは現代においてはたくさんあります。
マルチ商法自体は、世間のイメージほど悪いものではないと個人的には思います。
しかし一方で、今から取り組む必要もないかと思いますので、本記事がどなたかの参考になっていればうれしいです。
本記事は以上となります。
ポイント
SEの場合、マルチ商法をするよりもフリーランスになるほうが圧倒的に稼ぎやすいです。
「今よりも収入を増やしたい」
「フリーランスになるために何から手をつければいいかわからない」
そんな方はこちらの記事も合わせてご覧ください。