
そんな相談に答えます。
筆者の経歴
- 大学では機械工学専攻で、社会人1年目未経験からシステムエンジニアとして就職。
- 新卒正社員で入社した1社目に約7年勤務。
- 8年目から独立してフリーランスエンジニアになる。
- 2020年6月でフリーランスエンジニア歴丸4年。
経歴にある通り、僕は大学では機械工学を学んでいました。
毎日研究室にこもって、白衣着て実験してました(笑)
一応理系ではあるものの、情報系の勉強はしてこなかったので、システムエンジニアは未経験の状態からスタートしています。
実際やってみての感想も交えて、その実態について今回は紹介していこうと思います。
就活中、または就活を控えている方の参考になれば幸いです。
既に別の職業に就いていて、今からエンジニアを目指したいという方。
そんな方はこちらの記事を参考にどうぞ。

目次
【告白】僕が未経験からシステムエンジニアに就職しようと思った理由
大学で学んだことを活かして就職先を決める人もいれば、そうでない人もいるでしょう。
僕は後者だったわけなのですが、なぜシステムエンジニアに未経験で就職しようと思ったのかという理由をお話ししていきます。
①文系未経験でも活躍してると聞いたから
就活当時、リクナビやマイナビでシステムエンジニア職を求人している企業をたくさん見てました。
たくさん見ていて思ったのは、意外と未経験採用を推進しているなという印象でした。
勝手に未経験だと不安と思っていたのですが、
『未経験でもOK。文系出身でも活躍してます。』
などど書いてあるのを見ているうちに、だんだんと不安は小さくなってきました。
「文系出身でも活躍してるなら、一応俺は理系だしなんとかなるかな!」
という無駄にポジティブに捉えられたのは、今思うととてもよかったです。
②システムエンジニアという言葉の響きがカッコよかったから
突然ですが僕はけっこうミーハーです(笑)
”カッコいい雰囲気”ってやつにちょっと弱い傾向にあります。
「IT業界で働いてます」
「仕事はSEです」
みたいに単純に言いたかったというのも就職先にシステムエンジニアを選んだ理由の一つです。
履歴書の職業欄にカタカナ(または英字)表記できる職業ってなんとなくカッコいいイメージありませんか?
僕はそんなよくわからない理由でも足を一歩踏み出せてしまったのです。
ちなみに周りのエンジニア仲間にこのことを話してみたら、意外と共感してくれる人がいましたよ。
③東京で働きたかったから
僕は茨城県の村出身で、大学で福島県に行っていました。
要するに、22歳までずっと田舎暮らしだったのです。
家の周りは畑と田んぼばっかりで、車がないと生活に支障が出るようなところにずっと住んでいました。
そのままずっと田舎で過ごすという選択もないわけではなかったのですが、一度は東京で働いてみたいという思いがとても強くありました。
『都会の高層ビル群の中を、スーツ姿で颯爽と歩いている俺!』
という謎の妄想に憧れてました。
はい、けっきょくミーハー心なのです(笑)

システムエンジニアとして働いてみて感じた実態
そんなこんなでけっこう適当な理由でシステムエンジニアに就職してしまったわけなのですが、実際に就職してみてどうだったのかという実態の部分をお伝えできればと思います。

①プログラミングはなんとかなる
未経験だと不安になることの1番の理由は、「プログラミングができるかな?」でしょう。
僕も就職するまでプログラミングなんてやったことがなかったので、その点はとても不安でした。
そういった方にお答えしますが、結論から言うと「プログラミングはなんとかなる!」です。
未経験採用をしている企業の多くは、研修制度がわりとしっかりしている印象です。
しかも、同期には自分と同じように未経験の人もたくさんいます。
僕自身は同期(ライバル)と一緒に切磋琢磨しながら、研修制度を通して自分を研磨することができました。
意外とプログラミングはなんとかなったりするので安心してください。
もちろん相応の努力は必要ですが。
②思ったより収入低い
『システムエンジニア』とか『IT系』『パソコンで仕事してます』とか聞くと、勝手にめっちゃ収入が高いイメージがありませんか?
少なくとも僕はそんなことを思ってました。
しかし、実態としてシステムエンジニアという職業がとりわけ高給取りというわけでもないなという印象です。
もちろん、エンジニアの中でも上位層の人たちはむちゃくちゃ稼いでいると思います。
しかし職業でひとくくりにはできないなということです。
「SEになったら収入たくさんもらえる」という希望を描いて入社すると、意外と少なくてがっかりするのでご注意ください。
さらに言うと、高給取りになっている理由の多くは”残業代”によるものです。
単純に働いている時間(拘束時間)が長いから、その分収入も上がって見えるというだけです。
時給が2倍や3倍になっているわけでは決してありません。
③毎日家と会社の往復がつまらない
就職してから東京に来た人は、同期くらいしか友達もいないので家と会社の往復で過ごしがちです。
仕事ではパソコンと向き合って、仕事終わりにそのまま家に帰ると、誰とも話さない1日とかふつうにあったりするんです。
たまにならいいかもしれないですけど、毎日こんな生活だと刺激が足りなくなりますよね。
話す機会が減ると、たった一言の返事を噛むみたいなウソのようなことをしてしまうので要注意です。
これに関しては、自分から声をかけて人と会うようにしたり、変化を起こす工夫をすることをオススメします。

おわりに
今回は『【告白】僕が未経験からシステムエンジニアに就職しようと思った理由』というテーマでお話ししました。
僕自身の体験談として、新卒未経験からシステムエンジニアとして企業に就職した話を赤裸々にお伝えしました。
参考になった方がいたら幸いです。
本記事をご覧の大学生の方は、数多くある就職先の選択で頭を悩ませることも多いと想像します。
しかし、今どき転職・独立・起業なんて当たり前です。
一つの会社でずっと働く人の方がレアケースなので、あまり固くなりすぎないようにしましょう。
いつでもどこにでも行ける前提で就活を進めるといいのではないでしょうか。
10年ほど人生の先輩からのちょっとした小言でござました。
以上となります。