- プログラミングで作りたいものがないのはダメなのか
- プログラミングで作りたいものがないときの探し方
- プログラミングで作りたいものが決まった後の学習ステップ
- プログラミングで作りたいものがない人向けのアイデア5選
「プログラミング勉強したいけど特に作りたいものがない」
「作りたいものがないのにプログラミング始めても大丈夫なの?」
本記事をさいごまで読んでいただくと、上記の悩みがすべて解消できます。
Table of Contents
プログラミングで作りたいものがないのはダメなの?
プログラミングで作りたいものがないのはダメなのか?
結論から言うと、決してそんなことはないです。
というのも、プログラミングを始めたい理由は人それぞれで、「副業で稼ぎたいから」「ふつうにカッコイイから」などさまざまな理由があります。
もちろん、作りたいものがあった方が学習モチベーションを保ちやすいのでいいのですが、作りたいものがないからといってダメというわけではありません。
あなたなりのやる理由があればそれで全然問題ありませんよ。
プログラミングで作りたいものがないときの探し方5選
プログラミングで作りたいものがないときの探し方は以下の通りです。
探し方
- 興味・関心のあるものから探す
- サンプルコードを改良してみる
- 自分の身近にあったらいいものを考える
- ポートフォリオになりそうなものを見つける
- プログラミングの知識を身につける
ひとつずつ解説していきます。
1.興味・関心のあるものから探す
プログラミングで作りたいものがない人は、まず自分が興味あるもの・関心のあるものから探ってみましょう。
興味・関心のあるものから探してみると、ふだん使っているサービスやアプリなどが思い浮かんできます
探り方が分からない場合、例えばあなたが野球好きだとしたら「野球が好き→ピッチャー→球速を測るアプリ」みたいな深掘りをしていく感じです。
まずは、興味あるものや関心のあるものから深掘りをしていきましょう。
2.サンプルコードを改良してみる
プログラミングで作りたいものが思い浮かばない場合は、書籍やインターネット上に転がっているサンプルコードを改良してみましょう。
今の時代、書籍やインターネット上にサンプルコードがたくさんあります。
それらをうまく活用すれば、作りたいものがなくてもプログラミングに必要な知識がついてきますし、サンプルコードを見ていくうちに作りたいものが出てきます。
最初から改良するのが難しいと思う方は、サンプルコードをそのままマネして書くのでも大丈夫です。
3.自分の身近にあったらいいものを考える
自分の身の周りから探すのも、プログラミングで作りたいものを探す方法の一つです。
例えば、「ToDoリスト」が身近にあれば仕事や私生活を効率良く過ごせますよね。
このように、「自分の身近にあったらいいな」「これがあったら効率良く1日を過ごせるよね」っていうものを探ってみてはどうでしょう。
4.ポートフォリオになりそうなものを見つける
プログラミングで作りたいものがないときは、ポートフォリオになりそうなものから見つけるのも有効です。
とくに、副業でプログラミングを始めたい方や、転職を考えている方にはおすすめの方法です。
自分が作ったポートフォリオがあることで、案件の単価が上がったり、大手企業からの応募が通りやすくなるなど、アピールする上で大きな材料になります。
さらに、学習と実績を積んでいけば、より高度なポートフォリオを作ることができるようになります。
ポートフォリオのレベルを上げていけば、もっと上のキャリアを目指せる可能性が大きくなっていくでしょう。
5.プログラミングの知識を身につける
プログラミングとはなにか?なにが作れるのか?といったところから始める方法もオススメです。
作りたいものが思い浮かばない一つの原因として、そもそもプログラミングのことをあまりわかっていないことがあげられます。
そのため、プログラミングの知識を知ってから作りたいものを探すのは、非常に効率良く探すことが可能です。
作りたいものが見つからないのなら、プログラミングの知識を学ぶことから始めてみましょう。
プログラミングで作りたいものが決まった後の学習ステップ
プログラミングで作りたいものが決まった後の学習ステップは以下の通り。
学習ステップ
- プログラミング言語を決める
- パソコン、通信環境を用意する
- Progateで基礎を学ぶ
- 実際に作ってみる
- 公開する
1.プログラミング言語を決める
作りたいものが決まったら、まずは作りたいものに合ったプログラミング言語を決めましょう。
プログラミングにはWebサイト作成に適した言語、アプリ開発に適した言語など目的に合った言語があります。
例えば、もし自分がSNSのサイトを制作したい場合は、PHPを使って制作していくのがいいだろうと考えられます。
作りたいもの別に適したプログラミング言語は以下の通りです。
- Webサイト制作・・・HTML/CSS、JavaScript、PHP
- スマホアプリ開発・・・JavaScript、Swift(Appleの場合)、Java(Androidの場合)
- パソコンアプリ開発・・・Python、Ruby、PHP
2.パソコン、通信環境を用意する
プログラミング言語を決めたら、次はパソコンを用意し、Wi-Fiを繋げて通信環境を整えましょう。
パソコンを選ぶ際に、MacかWindowsのどちらがいいのか悩む方が多いと思います。
結論をいうと、どちらでもプログラミング言語を使用できますのでどちらのパソコンを選んでも問題ありませんが、値段の安さを基準にするならWindowsをおすすめします。
WindowsはMacに比べ安いモノが多く、スペックが高い傾向にあります。
ただし、iPhoneのアプリやAppleサービスの開発をしたい場合は、Macを選んでください。
Windowsでもできないことはないですが、環境を整えたりと手間がかかるため初心者には少々難易度が高いです。
ポイントを以下にまとめましたので、選ぶ際の参考にしてみてください。
- 値段で選ぶならWindows
- iPhoneアプリを作りたいならMac
3.Progateで基礎を学ぶ
パソコンと通信環境を整えたらいよいよプログラミング学習に入ります。
実際に作りたいものを作ってみる前に、まずはProgateで先ほど選んだプログラミング言語の基礎を学びましょう。
Progateでは、16種類のプログラミング言語に対応しており、無料レッスンでも十分に学ぶことができます。
もし、基礎を飛ばしていきなり作りはじめた場合、早い段階でわからなくなり挫折する確率が高いです。
それに比べて、基礎を学習した状態で作りたいものを作り始めたほうが途中で挫折する確率が減ります。
挫折しないためにも、まずはProgateでしっかり基礎を学んでおきましょう。
4.実際に作ってみる
Progateで基礎学習を終えたら、実際に作っていきましょう。
プログラミングを身につける1番の近道は、座学ではなく手を動かすこと。
つまり、たくさんコードを書いていくことです。
プログラミングは暗記する必要はまったくなく、エンジニアやプログラマーの方でもわからない場合はGoogleで検索をしています。
(例えば、「HTML 画像 貼り方」みたいな感じです)
最初のうちは、思い通りに作れないのがふつうです。
まずは制作物の質よりコードの書く量を増やしましょう。
5.公開する
ある程度の形が出来上がったら、とりあえず公開しちゃいましょう。
「え、公開して大丈夫なの?」と思う方も多いと思いますが、ここで知ってほしいのは世の人の使ってみたことを聞くことです。
周りの方に使ってもらうことで、自分では気づけなかった改善する部分を見つけることができます。
もちろん、批判的な声があったりなどするかもしれませんが、意外と称賛の声があったりとモチベーションの面で励みになったりします。
不完全燃焼な部分があっても、周りの方に使ってもらいながらどんどん改善していきましょう。
プログラミングで作りたいものがない人向けのアイデア5選
「どうしても作りたいものが思い浮かばない」
そんな方のために、いくつかアイデアを紹介します。
アイデア
- 掲示板(Webサイト)
- メモ帳(パソコンアプリ)
- TwitterのようなSNS(スマホアプリ)
- 言語翻訳システム(AI・機械学習)
- ブロック崩し(ゲーム)
1.掲示板(Webサイト)
掲示板サイトで真っ先に思いつくのは「2ちゃんねる」ではないでしょうか。
掲示板サイトレベルのものなら、1ヶ月しっかり学習に取り組めば、掲示板の形みたいなのは作れるようになります。
最短でプログラミングを身につけたい方にはおすすめです。
2.メモ帳(パソコンアプリ)
C#やPythonなどを使うことで、簡単なメモ帳アプリを作ることができます。
メモ帳アプリ開発は基本的なスキルだけで作ることができるので、初心者の方も取り組みやすいです。
実践的にプログラミング言語を使えるようになりますし、ポートフォリオもできたら一石二鳥ですね。
3.TwitterのようなSNS(スマホアプリ)
TwitterのようなSNSを作ってみるのもオススメです。
「同年代だけのSNS」「趣味に特化したSNS」など、コミュニティを狭くして作ってみたら思わぬ反応が得られるかもしれません。
SNS機能を作ってみたい人は、コミュニティを狭くして作ってみてください。
4.言語翻訳システム(AI・機械学習)
AIや機械学習を使うことで、言語翻訳システムも作成可能。
代表的なものでいうと「Google翻訳」などがわかりやすい例です。
AIの需要が高まってきていますが、AIエンジニアの供給は足りていません。
今からしっかり学べば、大手企業や海外の企業でも即戦力として採用してくれる場合もあります。
まずは、「日本語から英語に訳す機能」など言語を絞って作ってみましょう。
5.ブロック崩し(ゲーム)
ブロック崩しのようなゲームを作ってみるのもいいですよ。
大手メーカーから出ている人気ゲームだと、複雑なコードを大人数で時間をかけて作っていきます。
しかし、個人でそこまでやらなくても大丈夫です。
比較的短時間で作れるゲームから始めてみましょう。
まとめ
今回は、『プログラミングで作りたいものがない?探し方と具体的なアイデア紹介』というテーマで話していきました。
プログラミングで作りたいものを決めておくと、学習もスムーズに進んでいきます。
「プログラミング勉強したいけど特に作りたいものがない」
「作りたいものがないのにプログラミング始めても大丈夫なの?」
そんな疑問を解消できていたら幸いです。
本記事は以上となります。