そんな疑問に回答します。
注意ポイント
結論から言うと、エンジニアの供給は不足してますが、現在仕事がないエンジニアは多数います!
本記事を最後まで読むことで、どんなエンジニアが求められているかがわかりますのでぜひ最後までご覧ください。
ありがたいことに僕自身は正社員で7年、フリーランスで5年以上、計10年以上ずっと仕事が途絶えていません。
経験や知識を評価していただき、仕事をもらい続けられることはうれしい限りです。
一方で、今回の本題にもなってくるのですが、仕事がないエンジニアが最近増えているようです。
つい最近までは売り手市場なんて言われていたはずなのですが、新型コロナウイルスの影響もあり企業としてもホイホイと人材を雇えないということなのでしょう。
本記事ではエンジニアの先輩として、「エンジニアは売り手市場なのか?」「エンジニア不足の実態について」わかりやすく解説していきます。
ポイント
Table of Contents
売り手市場は嘘!仕事のないシステムエンジニアが多数【解決策あり】
「プログラミングを学んどいたらいい」と巷では多くの人が言い、近年プログラミングスクールがかなり充実してきたのもあり、エンジニア人気が出ているように思います。
ただその人気の反面、みんながみんなうまいこと就職なり案件受注できているわけでもないようです。
【エンジニア不足は嘘?】今、仕事がないエンジニアが急増?!
知り合いの転職エージェントにエンジニア需要の最近の現状を聞きました。
前述の通りプログラミングスキルを身に付けた人材が増えていることもあり、エンジニアの供給が大きくなっています。
「未経験からエンジニアになれる」といった感じで目指している人もかなり増えてきていますよね。
しかし実態として、仕事が欲しい人の数に比べて案件の数が減っていたり、求めているスキルを持っている人がいなかったりするようです。
つまりどういうことかというと、正確にいうとエンジニアの供給過多で案件の需要不足とはちょっと違います。
需要はあまり変わらないか微増なのですが、”できる”エンジニアの供給が不足しているということです。
仕事を発注する側からしたら、どんな仕事をするかも技術力も不透明なところにお金を出せないというのは当然のことでしょう。
こんなエンジニアは仕事がなくなる【実際にあった話】
『できるエンジニアを企業は求めている』という話をしましたが、逆にどんなエンジニアが仕事が無くなっているのでしょうか。
筆者の身の回りで実際にあった仕事を無くした人のやっちまった事例があるのでご紹介します。
「こんなこと本当にするの?!」と思っちゃうくらいヤバイ事例なのですが、ほんとのほんとに実際にあったことです(笑)
こんなことやってたらそりゃあ仕事無くなるわ!というものばかりなので、反面教師にしていただければと思います。
1.【Aさん】ミーティングに欠席したのに出席したと嘘をつく
Aさんはフリーランスエンジニアとしてとある企業からお仕事をもらっていました。
ある日のミーティングの際の出来事。
エージェントにミーティング出席報告をしたAさんですが、実際には欠席していたそうです。
ミーティングには無断欠席をして、出席したという虚偽の報告をするという絶対にばれるウソです(苦笑)
なぜこれが通ると思ったのかは不明ですが、もちろんAさんは仕事が無くなりました。
2.【Bさん】会社に無断でパソコンを自宅に持ち込む
特にIT系の会社にとってセキュリティというのはかなり大切なものです。
機密情報が漏洩したら損害は計り知れませんし、影響もかなり大きくなる可能性があります。
にも拘わらず、大事な大事なデータがたくさん入ったパソコンを会社に無断で自宅に持って帰りました。
申請すれば持ち帰ること自体は問題ないのですが、申請することなく無断持ち出しです。
結果的に情報漏洩につながることはありませんでしたが、これはかなり危ない行動です。
これが直接的な原因ではなかったようですが、後日Bさんは契約を解除されました。
3.【Cさん】勤務表の時間を詐称する
祝日を出勤扱いにして勤務表提出してしまったCさん。
ただの間違いなのでここまでは素直に直せば問題は発生しませんでした。
しかし、祝日分の勤務時間を減らすと収入に影響が出てしまうことに気づいたCさんは、他の日の勤務時間をちょっとずつ増やして報告したのです。
これはあきらかに勤務表の詐称ですよね。
目の前で怒られているCさんを僕は横目で見ていました。。。
4.【Dさん】月に1回必ず風邪をひく
人はいいし、後輩の面倒見もいいDさん。
しかしこのDさん、なぜか【必ず】月に1回は風邪をひいて欠勤します。
本当に風邪なのかどうかは不明なのですが、毎月毎月繰り返していると周りも「またか」という感じになります。
予定していない休みをちょくちょくとる人は、少しずつ確実に信頼を失っていきます。
ウソか本当かはわかりませんが、Dさんは会社を追われるような感じで辞めていきました。
>>引っ張りだこのエンジニアになりたいならAIスキルを身につけよう
【重要】稼げるエンジニアになるための3つの方法
とにかくプログラミングスキルを身に付ければOK!
システムエンジニアの需要は多いから食いっぱぐれることもないぜ!
そんなことはありません。
ここまでの話でわかっていただけたでしょうか。
どの業界でも努力は必要ですし、需要があるのは”できる”エンジニアだけなので、求められる人材になっていきましょうということが言いたいことです。
ここからは、稼げるエンジニアになるために、特に未経験からエンジニアになろうと思っている方向けにその方法を3つご紹介します。
1.低単価案件で職務経歴を分厚くする
1つ目は、低単価案件で職務経歴を分厚くすることです。
将来的に、「エンジニアとして正規雇用されたい」「フリーランスで稼いでいけるようになりたい」という方は、まずは低単価でも案件の経験を重ねることから始めましょう。
職務経歴書を書いたときに真っ白なままだと、いくらスクールで学習したといってもどれだけできるのかがわかりにくいです。
かんたんなホームページ制作やウェブサイト構築などで経験を積むことで、「こんなことができます」という話により説得力が増します。
ココナラやクラウドワークスなどのクラウドソーシングサービスを利用すれば、かんたんな仕事を受注することはそんなに難しくありません。
低単価だったとしても、将来への投資だと思って経験してみてください。
会員登録だけなら無料なので、まずはどんなお仕事があるかを見てみることから始めましょう。
2.業界知識に詳しくなる
2つ目は、業界知識に詳しくなることです。
プログラミングスキルだけ磨いても、どんどん新規参入者が増えて競合の中でしのぎを削ることになります。
ここで僕がオススメしたいのは、【詳しい業界】を作ることです。
例えば銀行業界の知識を勉強して詳しくなったとしましょう。
銀行にまつわる金融系のシステムを担当するエンジニアを探している企業からすると、銀行に詳しいあなたとまったく知らない人だったら、あなたを採用する確率はグッと上がります。
以前銀行のシステムに携わった経験があるのですが、この時僕はまったく知らない側の人間だったので、やはりとても苦労しました。
仮にプログラミングスキルがそこそこだったとしても、担当する業界知識があれば多くのライバルから頭一つ抜き出すことができます。
ぜひやってみてください。
3.成長産業にまつわるスキルを身に付ける
3つ目は、成長産業にまつわるスキルを身に付けることです。
2番目の話(業界知識に詳しくなる)に近いのですが、成長産業にまつわるスキルを身に付けることは、あなたの需要を高めてくれます。
今はまだ小さいマーケットだけど、これから大きくなっていくことがほぼ確定しているような分野は存在します。
例えばわかりやすいところでいうとAIなどの機械学習などの分野は今後さらに需要が高まってくることは確定でしょう。
自宅で学べるオンラインのプログラミングスクール【TechAcademy(テックアカデミー)】で、
などの勉強を今から始めておくと、数年後に引っ張りだこの人材になります。
僕の友人のエンジニアにも、将来のためにこのコースを受講している人がいます。
気になる方はこちらの記事で詳しく紹介しています。
カリキュラムの内容や料金が気になる方はぜひご覧ください。
まとめ【企業に求められる稼げるエンジニアになろう】
今回は、『売り手市場は嘘!仕事のないシステムエンジニアが多数【解決策あり】』というテーマでお話ししました。
プログラミングスクールが増えてエンジニア需要が高まっているように見える昨今。
しかし、実態としては”できる”エンジニアの需要のみが高まっているというのが厳しい現実です。
企業から求められる、稼げるエンジニアになるためにやるべきことも3つの観点で紹介しました。
改めて振り返っておきましょう。
- 低単価案件で職務経歴を分厚くする
- 業界知識に詳しくなる
- 成長産業にまつわるスキルを身に付ける
いずれにせよ、やるべきことはライバルエンジニア(競合)との差別化です。
企業にとって『あなたを採用するメリット』が提示できる人はどこに行っても通用します。
逆にいうと、あなたでなくても良ければ企業は他の人材を採用するでしょう。
きちんとメリットを提示して、長期的に繁栄する稼げるエンジニアになっていきたいですね。
本記事を読んだことをきっかけに、エンジニアとして大成していくようになっていたらうれしい限りです。
ポイント
以上となります。