
そんな疑問に回答します。
本記事を書いている僕はこんな人です。
メモ
- 34歳
- システムエンジニア歴10年以上(2009年新卒)
- フリーランスエンジニア歴5年以上
- 現在は都内で金融系システム開発中
質問者さん同様、僕自身もまったくの未経験からエンジニアに就職しました。
2009年に入社して早10年以上経ちます。
ゼロから経験してきた僕の経験から、「学生時代にやっておいたら同期に差を付けられたな」と思うことを紹介します。
最後まで読んでいただけたら、学生時代にやっておくべきことが明確になります。
3分ほどで読み終わりますので、よかったらどうぞ。
僕と同じような状況の人にとって有益な情報を届けられたらと思います。

既に社会人として仕事をしてるけど、エンジニア転職をしたいという方。
そんな方はこちらの記事をどうぞ。
未経験から正社員エンジニアを目指す方必見です。
目次
入社前にやっておくと差をつけられること3選【新米エンジニア必見】
エンジニアとしてスタートダッシュを切りたい方が最初にやるべきことを3つ紹介します。
1.基本構文を覚えておく
プログラミングというものに初めて触れるという方は、土台となる基本構文を今のうちに覚えておきましょう。
これがわかっているだけで、新人研修のときに講師が何を言ってるかわからないなんてことになりにくくなります。
ちなみに学ぶ言語は何でも構いません。
JavaでもC#でも、VBでもPythonでも、PHPでもSwiftでも大丈夫です。
どの言語を選んでも基本構文はだいたい同じようなものです。
if文、for文などは書き方こそ違えど、考え方がわかっていれば言語が変わっても応用が利きます。
プログラミング言語の基本構文を覚えておくというのは、
「日本語を覚える前にひらがな、カタカナを覚えておきましょう」
といった感覚に近いものがあります。
ひらがな、カタカナがわかっていたら日本語習得までのハードルは低くなりますよね。
ということでプログラミングの基本構文を覚えておくようにしましょう。
2.フローチャートを理解しておく
「プログラミング言語を学ぶこと」
これをもう少し具体的に言うと、
「プログラミング言語を使ってシステム開発をすること」
がエンジニアとしてやりたいことです。
プログラミング言語を使ってシステム開発をする上で、フローチャートを理解しておくことはとても重要です。
当たり前ですが、コンピュータというのは「空気を読む」とか「ニュアンスで伝える」みたいな人間的なことが得意ではありません。
その代わりに、「命令されたことを命令されたとおりに実行する」というのはものすごく得意分野です。
この命令というのをプログラミング言語を使ってやっていくんですが、どんな流れで処理をさせたらいいかというのを図解したものをフローチャートといいます。
画像引用元:caccoブログ
こんな感じで、処理の流れを図を使って表現することで、
- 処理の流れが明確になったり、
- エンジニア間で認識相違が無くなったり、
- 実装前に決めるべきこと忘れなかったり、
多くのメリットがあります。
基本構文を覚えることにも同じことがいえますが、フローチャートを覚えるには何度も何度も書くことが必要です。
頭では理解しているつもりでも、実際に書いてみるとうまくいかなかったりするものです。
いろいろな例題をフローチャートで書いてみて、知識だけではなく使える状態にまでしておきましょう。
3.ショートカットキーを使えるようにしておく
学生時代にパソコンを触る機会が少なかった人は特に、ショートカットキーを意識して使えるようにしましょう。
Windows、Macのいずれも、多くのショートカットキーが存在しています。
駆使すると多くの作業がワンタッチで実行できるようになるので、かなり便利ですよ。
かんたんなものだと文字のコピー&ペーストや切り取り。
その他OSに備わっているショートカットキーは驚くほどたくさんあります。
僕自身もすべてを理解・使用しているわけではありませんが、マウスをまったく使用しないでキーボードだけで作業ができてしまう人も珍しくありません。
本記事では趣旨ともずれるのですべてのキーを紹介はしませんが、参考までに一覧をまとめているサイトがありましたのでリンクを付けておきます。
ショートカットキー一覧[完全版]- パソコン仕事が爆速になるWindows、Office、Googleのキー操作 286選
アプリケーションやソフトウェア固有のショートカットあったりするので、まずは未実施だったものを一つ実施してみましょう。
慣れてくるとショートカットキーなしにはパソコンを動かせなくなりますよ。
「キーボード入力は早いほうがいいのか?」
「ブラインドタッチはできたほうがいいのか?」
同じような悩みで、こんなことを思う方もいるでしょう。
そんな方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
おわりに【同期を差を付けるなら今!】
今回は、『入社前にやっておくと差をつけられること3選【新米エンジニア必見】』というテーマでお話ししました。
さいごに改めて僕が選んだエンジニアが入社前にやっておくべき3つをまとめておきます。
ポイント
- 基本構文を覚えておく
- フローチャートを理解しておく
- ショートカットキーを使えるようにしておく
入社前に3つすべてできるようになっていたら最高ですが、どれか1つだけでも構いません。
いや、むしろ基本構文のひとつだけ(例えばif文だけ)とかでも良いのです。
まったく予習していない人からしたらその一歩分リードした状態でエンジニア人生がスタートできます。
本記事をご覧になった方が、入社前になるべきことの参考になっていたら幸いです。
以上となります。
既に社会人として仕事をしてるけど、エンジニア転職をしたいという方。
そんな方はこちらの記事をどうぞ。
未経験から正社員エンジニアを目指す方必見です。