- JavaScriptを使って新しいタブやウィンドウを開く方法
- window.open()を使う際の注意点
- window.open()を使わずにリンク先に遷移する方法
「JavaScriptを使って新しいタブやウィンドウを開きたい」
「リンク先に遷移する方法をわかりやすく解説してほしい」
そんな方向けに、JavaScriptのサンプルコード付きで解説します。
Table of Contents
JavaScriptを使って新しいタブやウィンドウを開く方法
JavaScriptを使って新しいタブやウィンドウを開く方法について、以下の順番で解説します。
- 新しいタブで開く方法
- 新しいウィンドウで開く方法
- ウィンドウの高さや幅などを指定する方法
新しいタブで開きたい
window.open()メソッドを使用することで、新しいタブでリンク先を開くことができます。
具体的なサンプルコードは以下の通り。
window.open(url, '_blank');
上記のように指定することで、urlに指定したリンク先が新しいタブで開かれます。
新しいウィンドウで開きたい
新しいタブで開く方法と同様、新しいウィンドウで開く場合もwindow.open()メソッドを使います。
具体的なサンプルコードは以下の通り。
window.open(url);
上記のように指定することで、urlに指定したリンク先が新しいウィンドウで開かれます。
ウィンドウの高さや幅などを指定したい
window.open()メソッドの第三引数にオプションを指定することで、ウィンドウの高さや幅などを変更できます。
具体的なサンプルコードは以下の通り。
window.open(url, '_blank', 'width=800,height=600');
上記のように記述すると、横幅800ピクセル、縦幅600ピクセルのウィンドウが開きます。
他にも表示位置やスクロールバーの有無などもオプションで制御できます。
window.open()を使う際の注意点
window.open()を使う際には、以下の注意点があります。
- ポップアップブロックされてると開けない
- 開いたウインドウから親ウィンドウを操作できてしまう
- ブラウザによってオプションが効かない
ひとつずつ解説していきます。
1.ポップアップブロックされてると開けない
ウェブブラウザには、セキュリティのためにポップアップブロック機能が搭載されています。
ユーザーがポップアップブロックを有効にしている場合、window.open()で開こうとしても新しいウィンドウが開けない可能性があります。
2.開いたウィンドウから親ウィンドウを操作できてしまう
window.open()で開いた新しいウィンドウは、JavaScriptを使用して親ウィンドウを操作できてしまいます。
親ウィンドウを操作できてしまうことで、セキュリティ上の問題が発生する可能性もあるので注意が必要です。
この危険性を防ぐために、適切なセキュリティ対策を実装する必要があります。
3.ブラウザによってオプションが効かない
window.open()にはオプションがありますが、すべてのブラウザで同じように動作するわけではありません。
一部のブラウザでは、指定したオプションが正しく動作しないことがあります。
オプションを利用したい場合は、クロスブラウザの互換性を考慮するようにしましょう。
window.open()を使わずにリンク先に遷移する方法
window.open()を使わずにリンク先に遷移する方法は以下の通りです。
- window.location.hrefを使う
- window.location.assignを使う
- window.navigateを使う
- window.location.replaceを使う
ひとつずつ解説していきます。
window.location.hrefを使う
window.location.hrefを使用して、JavaScriptを介してリンク先に遷移できます。
サンプルコードは以下の通りです。
window.location.href = "https://example.com";
window.location.assignを使う
window.location.assignメソッドも、リンク先への遷移に使用できます。
サンプルコードは以下の通りです。
window.location.assign("https://example.com");
window.navigateを使う
window.navigateは古いブラウザ向けの非標準的なメソッドで、新しいブラウザではサポートされていません。
代わりに、他の方法を使うようにしましょう。
window.location.replaceを使う
window.location.replaceメソッドを使用すると、現在のページを遷移先に置き換えます。
ブラウザの履歴に残さない遷移方法なので、戻るボタンを押しても元のページには戻れません。
サンプルコードは以下の通りです。
window.location.replace("https://example.com");
まとめ
今回は、『【JavaScript】新しいタブやウィンドウを開く方法|サンプルコードあり』というテーマで話していきました。
JavaScriptで新しいタブやウィンドウを開くことは実務でも高頻度で使用します。
「JavaScriptを使って新しいタブやウィンドウを開きたい」
「リンク先に遷移する方法をわかりやすく解説してほしい」
そんなプログラミング初心者の方にとって、基礎学習の参考になっていたら幸いです。
本記事は以上となります。