『アトムの童』第4話感想｜裏切り者と社内に走る亀裂。逆転できるか？！

本記事は『アトムの童』第4話のネタバレを含んだ感想が書いてあります。

ネタバレを避けたい方はそっと閉じてください。

サカイ

4話以外の感想を観たい方はこちらから気になる話数を選んでください。

『アトムの童（こ）』ネタバレあり感想｜若きゲームエンジニアの物語

本記事を書いている僕は現役のフリーランスエンジニアです。

ゲーム業界に携わったことはありませんが、同じエンジニアとして感じることがいくつかありました。

特に『現役エンジニア目線』ということをメインに感想を綴ってみましたので、よかったら最後までご覧ください。

『アトムの童』第4話の感想を現役エンジニア目線で【ネタバレあり】

それではさっそくですが、『アトムの童』第4話を観た感想について現役エンジニア目線でお話していきます。

トピックは主に以下5つです。

ひとつずつ深掘りしていきます。

バージョン管理ツールにプログラムが残ってた

データが消えていたという衝撃展開から第4話。

3話の感想記事でもチラッと書きましたが、バージョン管理ツールから復元できることがわかりました。

ただし、復元には最速でも1ヶ月かかるのでこのままでは商談に間に合わないというピンチを迎えたのです。

アトムは復元を外部発注することにするものの、作業はクラウドでやりたいというメンバーが・・・

バラバラで作業したらバラバラなものができるので一緒にやりたいという隼人（松下洸平）ですが、那由他（山﨑賢人）はクラウド作業を許容。

間に合わせるのが優先か、クオリティが優先か、という二択を迫られていました。

実案件では往々にして期限が最優先になりがちです。

ただ、隼人のようにクオリティ優先したい気持ちもわかるなーと思いました。

鵜飼（林泰文）にデータを消した疑いを問う

八重樫（でんでん）は鵜飼にデータ削除の疑いの目を向けます。

犯人はその通り鵜飼なのですが、彼にも守るものがありやむを得ない状況だったりもしました。

海（岸井ゆきの）は鵜飼の事情も分かったうえで一旦信じてこれ以上言及しないことに。

今回は故意にやったことですが、バグ発生など意図せず起きることは誰でもあります。

犯人捜ししても根本解決に向かわないので、全体を見たうえで判断する必要がありますね。

那由他はクオリティ優先

期限優先で作業を進めていた那由他ですが、人に任せてクオリティ落とすのがどうしても我慢できなくなりました。

隼人とともに自分たちのゲームは自分たちで作りきることを決めるのです。

自分で作ったゲームは我が子同様。

この判断をする気持ちもわかります。

期限に間に合わなければすべてが水の泡ですが、那由他はそれでもなお譲れない部分があることに気づいたのです。

「おもしろいものを作る」

「自分たちで納得のいくゲームを作る」

こういった曲げてはいけない信念のようなものを感じました。

商談当日まで全員でできることをやりきる

データ復元をしながら、商談の心証を良くするために準備をするアトム玩具一同。

データを再度消そうとする鵜飼だったが、那由他がその場にいたため実行できず。

あきらめない那由他たちと、那由他の気持ちを聞いて心が動く鵜飼。

鵜飼は裏切り続けるのか、アトムに付くのか？！

そしていよいよ商談当日

鵜飼が再度データを消したかどうかわからないまま商談当日になります。

デジタルとアナログの融合を実現したゲームを披露したアトム。

鵜飼はアトムに寝返り、見事商談も成功とい結末でした。

データを消したことも告白して謝罪し、正式にアトム玩具の一員になりました。

一方で暗躍する興津（オダギリジョー）。

一難去ってまた一難、今後アトムゲームはどうなるのか？というところで4話は終了です。

ドラマ『アトムの童』とは？

ドラマ『アトムの童』について、あらすじ・原作・キャスト・相関図をそれぞれ紹介します。

第4話のあらすじ

完成を目前にしていたアトム玩具のゲームだったが、データが消える事件が発生する。

10日後までにゲームを復元できなければ、インド人投資家へのプレゼンに間に合わず、融資は到底受けられない。時間が迫る中、那由他（山﨑賢人）らは急ピッチで復元を試みるが、作業の進め方をめぐって隼人（松下洸平）と意見が割れ口論になってしまう。空気の悪い社内を社長としてまとめきれず、海（岸井ゆきの）は焦燥にかられていた。

そんな中、興津（オダギリジョー）は次なる一手を進めており…。

引用元：『アトムの童』公式サイト

原作は実話？漫画？

『アトムの童』の原作は実話なのでは？漫画なのでは？と噂がいくつか立っているようですが実際はどうなんでしょうか。

結論、『アトムの童』は完全オリジナルストーリー。

『相棒』や『この恋あたためますか』などの人気ドラマを手がけた神森万里江さんが脚本を手掛けています。

成りあがっていく感じや「モノづくり」「町工場」などなど、どことなく池井戸潤作品を彷彿とさせるストーリーですがまったく関係は無いみたいですね。

今後どのような展開になるのか楽しみです。

『アトムの童』のキャスト

『アトムの童』のキャストは以下の通りです。

『アトムの童』の相関図

『アトムの童』の相関図は以下の通りです。

画像引用元：『アトムの童』公式サイト

資金調達もうまくいき、なんとか危機を免れたアトム。

鵜飼も改めて味方になったということですが、相関図には鵜飼さんいないですね(笑)

まとめ【見事ゲーム完成と資金調達に成功した第4話】

今回は、【『アトムの童』第4話感想｜裏切り者と社内に走る亀裂。逆転できるか？！】というテーマでお話ししました。

見事ゲーム作成までこぎつけて、データ削除前よりも良いゲームができました。

モノさえできればあとは世間に広げるだけですが、この後いったいどんな展開になっていくのでしょうか。

第5話も見逃せませんね！