本記事は『アトムの童』第1話のネタバレを含んだ感想が書いてあります。
ネタバレを避けたい方はそっと閉じてください。
本記事を読むとわかること
- 『アトムの童』第1話を観た感想
- 『アトムの童』第1話のあらすじ
- 『アトムの童』の原作
- 『アトムの童』のキャスト
- 『アトムの童』の相関図
1話以外の感想を観たい方はこちらから気になる話数を選んでください。
『アトムの童(こ)』ネタバレあり感想|若きゲームエンジニアの物語
本記事を書いている僕は現役のフリーランスエンジニアです。
ゲーム業界に携わったことはありませんが、同じエンジニアとして感じることがいくつかありました。
特に『現役エンジニア目線』ということをメインに感想を綴ってみましたので、よかったら最後までご覧ください。
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『アトムの童』第1話の感想を現役エンジニア目線で【ネタバレあり】
それではさっそくですが、『アトムの童』第1話を観た感想について現役エンジニア目線でお話していきます。
僕が感じたのは主に以下の5つです。
感想
- 山﨑賢人がゲーム業界にいたらエンジニア爆増しそう(笑)
- 一度離れたら見たくもない気持ちはわかる
- バグ探しはそんなに都合よく見つかるものではない
- 「バグがあるとすればラストステージ」この考え方はエンジニアが実際によくやる
- 一般のゲームエンジニアにアイデアは必要ない
ひとつずつ深掘りしていきます。
山﨑賢人がゲーム業界にいたらエンジニア爆増しそう(笑)
本作の主人公は俳優の山﨑賢人さん。
山﨑賢人さんといえば言わずと知れたイケメンですよね。
こんなイケメンがゲーム業界に現実に存在したら、エンジニアが爆増しそうだなーというのが第一印象です。
エンジニアというと良くいえば一つのことに集中する人が多いですが、悪くいうとオタク気質な人が多いんです。
キャストにはドランクドラゴン塚地武雅さんやハナコ岡部大さんも出演してますが、彼らのビジュアルがいわゆるエンジニアって感じ(笑)
もちろんエンジニア界隈にもイケメンがごく僅かながら生息していますが、山﨑賢人レベルなんて限りなくゼロです。
だからこそ本当に山﨑賢人さんのような人がゲームエンジニアになったら、業界全体のイメージも変わって結果的にエンジニアに憧れる人が増えそうだなーと感じました。
一度離れたら見たくもない気持ちはわかる
山﨑賢人さん演じる安積那由他(あづみなゆた)は、「ゲーム業界のバンクシー」と言われるほどの天才ゲームエンジニアでしたが、自分の作った子供のような作品(ゲーム)を盗まれたというトラウマをきっかけに業界から離れていました。
ゲーム業界から離れるだけでなく、ゲーム自体を一切やらなくなるという徹底ぶり。
もともと好きでやっていたことだけに、まるでやらなくなるという真逆のところまで行くのはなかなかですよね。
ただ、業界から一度離れたら見たくもないという気持ち自体はわからんでもないなと感じました。
僕自身も10年以上エンジニアとして仕事をしていますが、仮に辞めたとしたらプログラミングとかコーディングとか一切関係ないことをするでしょう。
ましてや安積那由他はオダギリジョーさん演じる興津晃彦(おきつあきひこ)との因縁がトラウマになって業界を離れてます。
本当はやりたい中で辞めるという決断をしたのであれば、そこから戻るという選択はなかなかできないですよね。
バグ探しはそんなに都合よく見つかるものではない
第1話では、岸井ゆきのさん演じる富永海(とみながうみ)が「ジョン・ドゥ」という天才ゲーム開発者を探すシーンがあります。
その中で、「ジョン・ドゥ」の開発したインディーゲームのバグ探しをするのですがここに少しだけ引っ掛かりました。
かなり苦労してバグを見つけ出す感じで描かれてはいますが、ぶっちゃけそんな都合よく見つかるわけないだろと・・・。
「ドラマだから」と言われればそれまでなのですが、バグ探しすることを仕事にしてる人(バグハンター)がいるくらいなのでその苦労は想像を絶します。
手助けがあったからといって、(想定ですが)数日ほどでバグが見つかるほど甘い世界ではありません。
開発したてならまだしも、運用して何年も経つゲームやシステムからバグを見つけ出すのはほぼ不可能だと思っておいた方がいいです。
「バグがあるとすればラストステージ」この考え方はエンジニアが実際によくやる
前述のバグ探しに苦戦する富永海のもとに「バグがあるとすればラストステージだ」という助言をした安積那由他。
この考え方はエンジニアが実際によくやります。
各種エラーやバグが発生したときの対応の流れはこんな感じ。
バグ対応の流れ
- どこまでうまくいってるかを確認
- うまくいってない箇所を特定
- 修正内容を確認
- 修正による影響範囲を確認
- 修正対応
- 修正内容確認
「バグがあるとすればラストステージ」というのは、ここでいうと1と2あたりが該当します。
要するに、調査範囲を絞るんですよね。
全体を見るとキリがないのですが、範囲を絞ることで一気にやりやすくなります。
ちょっとしたワンシーンなのですが、このあたりはエンジニアっぽいなーと感じました。
一般のゲームエンジニアにアイデアは必要ない
「ゲームのおもしろさは、アイデアだ!」
因縁の相手である興津晃彦にタンカを切ったこのセリフ。
もちろんその通りだと思いますが、ただし一般のゲームエンジニアにアイデアが求められることはほぼありません。
なぜならゲーム開発は、大きなゲームになればなるほど役割分担がキッチリされているから。
ゲームエンジニアの役割としては、設計通りに動くゲームを作ることでありゲーム自体のアイデアを考えることではありません。
アトムの童で登場する老舗玩具メーカー『アトム玩具』みたいなところでゼロからゲームを作ろうとする場合はアイデアも大切ですが、ほとんどのゲームエンジニアには関係ない話と思っていいでしょう。
ドラマ『アトムの童』とは?
ドラマ『アトムの童』について、あらすじ・原作・キャスト・相関図をそれぞれ紹介します。
第1話のあらすじ
安積那由他(山﨑賢人)は大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称される存在。しかし、現在は自動車整備工場で働き、ゲーム開発からは離れ静かに暮らしていた。
そんな中、老舗玩具メーカーの「アトム玩具」は海外との価格競争などの影響で、廃業の危機を迎えていた。そこで一発逆転の経営再建をはかり、ゲーム制作へ参入すべく、「ジョン・ドゥ」を探し始める。資金もノウハウも持たないアトムは、藁にも縋る思いで「ジョン・ドゥ」とコンタクトを取ろうと奔走するが…。
引用元:『アトムの童』公式サイト
原作は実話?漫画?
『アトムの童』の原作は実話なのでは?漫画なのでは?と噂がいくつか立っているようですが実際はどうなんでしょうか。
結論、『アトムの童』は完全オリジナルストーリー。
『相棒』や『この恋あたためますか』などの人気ドラマを手がけた神森万里江さんが脚本を手掛けています。
成りあがっていく感じや「モノづくり」「町工場」などなど、どことなく池井戸潤作品を彷彿とさせるストーリーですがまったく関係は無いみたいですね。
今後どのような展開になるのか楽しみです。
『アトムの童』のキャスト
『アトムの童』のキャストは以下の通りです。
安積 那由他 … 山﨑賢人
菅生 隼人 … 松下洸平
富永 海 … 岸井ゆきの
森田 聡 … 岡部 大(ハナコ)
井手 大 … 馬場 徹
緒方 公哉 … 栁 俊太郎
吉崎 誠 … 六角慎司
相良 晶 … 玄理
杉野 結衣 … 飯沼 愛
緒方 奏絵 … 戸田菜穂
小山田 賢雄 … 皆川猿時
各務 英次 … 塚地武雅(ドランクドラゴン)
八重樫 謙吾 … でんでん
富永 繁雄 … 風間杜夫
興津 晃彦 … オダギリジョー
『アトムの童』の相関図
『アトムの童』の相関図は以下の通りです。
画像引用元:『アトムの童』公式サイト
- 昔ながらの玩具作りにこだわりを持つ『アトム玩具』
- アトム玩具買収をたくらむ大手IT企業『SAGAS』
- アトム玩具と協力してゲーム制作をする天才ゲームクリエイター安積那由他
ざっくりいうと、上記の三者が物語のカギって感じですかね。
1話段階ではまだまだわからないことが多い状態です。
まとめ【ゲーム業界を描く話題作をお見逃しなく!】
今回は、【『アトムの童』第1話感想|山﨑賢人がゲーム業界にいたらエンジニア爆増しそう】というテーマでお話ししました。
第1話では、山﨑賢人さんが一度諦めたゲーム開発に再チャレンジするというところで終わりましたね。
第2話以降も現役エンジニア目線での感想をお伝えしていきますのでお楽しみに。
見逃し配信情報
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そんな時は見逃し配信を利用しましょう。
- 最新話を見逃した場合はTVer(ティーバー)
- 過去放送を見直したい場合はParavi(パラビ)
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以上となります。