
そんな方に向けて、僕(SE歴10年以上)が就職した理由をシェアしていきます。
筆者の経歴
- 大学では機械工学専攻で、社会人1年目未経験からシステムエンジニアとして就職。
- 新卒正社員で入社した1社目に約7年勤務。
- 8年目から独立してフリーランスエンジニアになる。
- 2021年6月でフリーランスエンジニア歴丸5年。
「ぶっちゃけこんな理由で入りました」というのはこの後にやりますが、表向きは面接対策本にあるような、
- 御社の経営理念にひかれまして…
- IT業界にエンジニアとして貢献したくて…
- 社員の意見を尊重する社風が…
とかなんとか、そんな(思ってもいない)ことを言って採用までこぎつけたような気がします。
でもたぶん、ほとんどの新卒社員ってこんな感じで入社していると思うんです。
御大層な理由を持っているのは、一部の中の一部、ほとんどいないと思ってもいいくらいの確率だと断言しましょう。
とまぁ前置きはこのくらいにして、ここからは僕がシステムエンジニア(以下SE)に就職しようと思った理由を5つ挙げてみました。
「フリーランスエンジニアに興味がある」
「今後のキャリアにフリーランスを視野に入れている」
「はじめてのフリーランスなので誰かに相談したい」
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目次
システムエンジニアに就職した理由5選【SE歴10年以上の僕が語る】
先日こんなツイートをしました。
SEに就職した理由
✅未経験採用企業が多い
✅手に職付けたかった
✅東京で働きたかった
✅SEという響きがカッコ良かった
✅IT業界という響きがカッコ良かった「御社の経営理念に魅力を…」みたいな面接テンプレな理由で入ってるの0人説
— サカイユウヤ@副業ブロガー2年生 (@sakaiHulaHoop) August 15, 2020
これが答えなのですが、一つひとつ解説していきます。
1.未経験採用企業が多い
経歴にもある通り、僕は大学時代に機械工学という分野を専攻していました。
特に機械に興味があったというわけでもなく、いやむしろ全然興味はなかったのですが、一応数学が得意だったので理系の分野から自分の偏差値に合っていたのがたまたま機械工学だったということです。
そんな糞理由で進学しているので、実際に勉強してみても正直面白くありませんでした。
必然的に「就職するなら機械系以外」ということで、未経験でも採用してくれるような職業を探していたというのがあります。
みなさんは、IT企業の就職サイトを見たことがあるでしょうか?
リクナビ・マイナビなどを使って企業探しをしていた当時の僕なのですが、IT企業の就職サイトを見るとだいたいこんなことが書いてあるのです。
- 未経験でもOK!
- 文系SEが活躍してます!
僕の場合は、未経験ではありましたが一応同じ理系分野なので、「文系SEがいるならできるんじゃね?」ということで、自分の中でのハードルがグッと下がりました。
2.手に職付けたかった
親の教育というのは子供に多大な影響を与えます。
よく言われるのは、「手に職をつけなさい」ですよね。
これはつまり、”特定の分野の技術を身に付けて、つぶしが利くようにしておきなさい”ということを意味しています。
お医者さんや大工さんなどの、専門技術が必要な職種がこれにあたります。
僕の場合は、親からよく「薬剤師になりなさい」と言われていました。
大学進学のときは薬科大学をよく勧められたのを覚えています。
しかし残念なことに、高校生の頃の僕というのは全然勉強ができなくて、薬学部に入るだけの偏差値まで至らなかったのです。
ということで、学生時代からのアドバンテージなしで始められるSEという技術職を目指すことを決めたのです。
結果的にSEになったことは、時代の波に乗れているような気もするので、あのとき薬科大学に入学しなくてよかったとさえ思っています。(あくまで僕の場合は、なので薬剤師をバカにしているわけではありません、むしろ大尊敬です)
3.東京で働きたかった
僕は茨城県出身で、大学で福島県に行っていました。
茨城にある実家は、もともと村だった(合併して町になった)くらいのド田舎ですし、福島も郡山市という県内では栄えているところだったのですが、とはいえ周りはけっこう自然豊かでした。
つまり、大学卒業する22歳までずっと田舎暮らしなんです。
今でこそ地方移住が流行っていて、田舎暮らしがスタイリッシュな印象になりつつありますが、当時はそんなことまったくなかったのです。
ずっと田舎で暮らしていると、男性なら(女性も?)一度は思うんです。
「いつかは東京に行って、一旗揚げてやるぜ!」
「高層ビル群をバシッとスーツ姿で颯爽と駆け抜けたい!」
かなりミーハーですよね(笑)
でもそんな理由で東京に来ている人ってけっこういます。
SEなんて職種は、茨城県のド田舎に住んだままでは就けなかった職業でしょう。
4.SEという響きがカッコ良かった
システムエンジニアの頭文字をとって、SE(エスイー)と略して呼ぶことがけっこう一般的です。
「システムエンジニア」にせよ「SE」にせよ、職業名が横文字ってだけでなんかカッコ良くないですか?!
職業欄にカタカナで書ける職業は、最先端でオシャレなイメージなので、ミーハーな僕の心をかなり揺さぶりました。
「仕事を響きで決めるのか!」
なんて言われそうですが、実際そんなもんなんです。
僕はこう考えるのですが、大義名分があるけど就職して3か月で辞めていくくらいなら、響きで決めて10年続けたほうが会社への貢献度は高くないですか?
両者を入社時に見たら、前者(すぐ辞めた人)のほうが圧倒的に会社に貢献しそうな人材に見えます。
でも実際その人がどれくらい会社に貢献してくれるのかは、働き始めてからでないと判断ができません。
そういった理由もあり、僕個人としては響きがカッコいいという理由でSEを選ぶのは全然アリだと思います。
5.IT業界という響きがカッコ良かった
4番目に続いてまた響きで決めちゃったシリーズです。
こんなSEをなめた感じですいません…。
よく合コンや出会いの場などで聞かれる「ご職業は?」という質問に対して、「IT業界で働いてます。」「IT系です。」って答えられるってなんか良くないですか?
○○業界とか○○系って言葉はけっこう便利で、具体的に「SEです」というと人によってはオタクっぽい印象を持っていたりするんです。
これをあえて「IT系企業でコンサルとかやってます」となんかフワッとした言葉で答えると、かなりそれっぽい感じに聞こえるんです。
僕の場合は基本的に「SEです」と答えていましたが、IT系という言葉は多くの人の印象をグッと上げるポイントの一つでしょう。
結局最後は周りの人にどう思われるかで決めてしまうんですよね。
見栄っ張りな生き物です。
まとめ
今回は、『システムエンジニアに就職した理由5選』と題して、SE歴10年以上のベテランエンジニアが本音をぶっちゃけてみました。
最後に5つ振り返ってみましょう。
- 未経験採用企業が多い
- 手に職付けたかった
- 東京で働きたかった
- SEという響きがカッコ良かった
- IT業界という響きがカッコ良かった
改めて見てみると、よくこんな感じの理由でスタートして11年も続いているなという感じですよね(笑)
もし就活生の方が本記事を見ていたとしたら、「こんな理由で志望してもいいんだな」と安心していただければと思います。
本文の中でも触れましたが、理由はどうあれ継続して企業または社会に貢献して、仕事をきっちりこなしていきさえすれば、理由はなんでもいいです。
もしSEという職業にハードルの高さを感じている方がいたら、そのハードルが少しでも低くなっていたら幸いです。
本記事は以上となります。
「フリーランスエンジニアに興味がある」
「今後のキャリアにフリーランスを視野に入れている」
「はじめてのフリーランスなので誰かに相談したい」
そんな方は、僕も利用しているエージェント『iTrich』を紹介します。
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