
そんな疑問に回答します。
本記事でわかることは以下の通りです。
- システムエンジニアの年収
- フリーランスエンジニアになるとどれくらい年収が上がるのか?
- まとめ
筆者の経歴
- 大学では機械工学専攻で、社会人1年目未経験からシステムエンジニアとして就職。
- 新卒正社員で入社した1社目に約7年勤務。
- 8年目から独立してフリーランスエンジニアになる。
- 2021年7月でフリーランスエンジニア歴5年以上。
本記事を書いている僕は、某SIer企業に新卒で入社して約7年働いていました。
その際、ぶっちゃけどの程度の年収だったのかという実態をお伝えします。

ポイント
目次
システムエンジニアの年収はいくら?【SIerの実態を公開します】
それでは僕の実体験に基づいて、実際にそれくらいの年収だったのかを大公開しちゃいます。
社会人8年目の年収はずばり400万円
社会人1年目から8年目の頭まで新卒からずっと同じ企業に勤めていました。
丸7年働いて、30歳を手前にどれくらいの年収になっていたか。
答えをいうと、だいたい400~450万円ほどだったと記憶しています。
(月収25万円 × 12か月)+ ボーナス約5か月分(25万円 × 5) = 425万円
こんな感じの内訳だったと思います。
ボーナスは夏と冬それぞれ2.5か月(業績により多少の変動あり)といった感じです。
これを多いと捉えるか、少ないと捉えるかは人それぞれでしょうけど、だいたいこんなもんでした。
ちなみに、僕の場合はずっと同じ企業で働いていく気がありませんでした。
途中から昇級・昇進を断っていたりしたので、本来ならもう少し基本給が高い人が多いかもしれません。
7年間の昇給額は年間135万円
入社1年目はだいたい月給20万円でした。
前項と同じように計算をしてみると以下のようになります。
(月収20万円 × 12か月)+ ボーナス約2.5か月分(20万円 × 2.5) = 290万円
1年目の夏のボーナスはほとんどなかったので、冬のボーナス2.5ヶ月分のみで計算しています。
8年目のころと比べると、年収ベースで約135万円ほど高くなりました。
7年間で135万円年収が上がったと考えると、そこそこ良いように見えますよね。
しかし、実感としてはこんなに上がった記憶がありません(笑)
注意点として、ここまで挙げてきた数字はすべて額面上の話です。
そこから住民税やら社会保険料やらいろんなお金が天引きされてから振込されます。
なので、手取りとしては実質135万円も上がってはいなかったはずです。
SEは残業が肝だという件
たぶん本記事を他のSEの方が見たら「俺はもっともらってるよ!」という人が多い気がします。
企業にもよるので、あくまで一つの参考として見ていただければと思います。
あと、SEの収入が高いイメージは、個人的には残業体質の人が多いからということもあると思ってます。
忙しい人っていつも忙しいんですよね。
その人に仕事がたくさん降ってかかっているのか、
単純に仕事のスピードが遅いのかは不明ですが、
決まって同じ人が毎日大変そうにしています。
ただ彼らは、忙しくしている対価として残業代という甘い蜜を会社からもらっているんです。
僕は7年間ほとんど残業しなかったので、同期よりも年収は低かったと予想されます。
本気を出していればほんとは・・・(以下略)
フリーランスエンジニアになってどれくらい年収が上がるの?
8年目でフリーランスエンジニアになった僕ですが、どれくらい年収が上がったのかもお伝えしておきます。
フリーランスエンジニア1年目で年収600万円
社会人8年目で年収400万ちょいだった僕ですが、フリーランスエンジニアになって初年度は年収600万円でした。
7年かけて135万円上がったところから、働き方を変えただけで一気に200万ほど上がったというのは正直驚きでした。
しかもフリーランスだと、額面上のお金がそのまま銀行口座に入ってきます。
これまで月収25万で手取り20万弱だったところから一気に手取り50万円!
独立して個人で働くと、内容や難易度がそこまで変わらずにこんなに一気に上がるんだと思ったのを今でも覚えています。
もちろんこの600万円から自分で経費を差し引いて、税金を納める必要はあります。
しかし、それでもけっこうな額の上昇ですよね。
【提案】2年実務経験したらフリーランス転向しましょう
これからは会社だけに頼らず、個人でも稼いでいく必要があります。
SEとして実務経験が2年くらいしたら、フリーランスへの転向を僕はオススメします。
レバテックフリーランスなど利用して案件を受注したら、月収100万円、つまり年収1,200万円もじゅうぶん射程圏内です。
単価20万円の案件を月に5件やったら月収100万円達成なので、けっこうシンプルですよね。
もちろんかんたんな話ではないので、まずは小さな案件を積み重ねるところから始めたほうがいいと思います。
これは僕の感覚ですが、会社員として普通に働いていたらフリーランスになってもじゅうぶん通用します。
個人で企業と対等に仕事をしていくことができれば、人生はかなりイージーになるのでいっしょに自分自身を高めていきましょう!
仮にフリーランスエンジニアとしてうまく仕事ができなかったら、また会社員に戻ればいいだけの話です。
ある程度のスキルと実務経験があれば、再就職も比較的簡単にできます。
おわりに【努力次第でエンジニアは稼げます】
今回は、システムエンジニアの年収がいくらくらいなのかについて、僕の経験をぶっちゃけました。
正社員だと400万そこそこ、フリーランスだと一気に600万円以上!
正社員でも年次を重ねればもっと上に行けることも重々承知してます。
フリーランスで年収600万はむしろ低い方で、もっと上に行ける可能性があることも承知してます。
あくまでも僕の経験ということなので、それより上にいける人はいったらいいです。
いずれにせよ、やはりオススメはフリーランスになって、個人で稼いでいく力をつけていくことです。
レバテックフリーランスあたりはかなり大手なので、まずは登録してみてフリーランスってどんなもんなのかを覗くところから始めてみてください。
登録だけなら完全無料なのでリスクゼロですよ。
本記事がシステムエンジニアの収入が気になっているあなたの参考になっていたら幸いです。
以上となります。
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