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レビュー『革命のファンファーレ』3年前の情報は古くなっているのか?

おなやみくん
お金の勉強をするうえで、いまだにキンコン西野さんが『革命のファンファーレ』をオススメしているけど、3年前の情報って古いんじゃないの?

そんな疑問にお答えします。

 

お笑いコンビ「キングコング」のデカい方こと西野亮廣さんが、著書『革命のファンファーレ』を出版したのは2017年10月のことです。

2020年に入ったいまだに重版がかかるくらい、ロングセラーとなっているビジネス書です。

とはいえ出版から約3年が経過し、ふつうの時代を追いかけた系のビジネス書ならとっくに古い情報になっていてもおかしくありません。

しかし、最近革命の西野さんの生配信など見ていると、「お金について勉強するなら絶対に革命のファンファーレ!」と2020年になっても即答で話しているのです。

「え?でもそれ3年前の本でしょ?もう古くない?」と疑問を持つ人がいてもおかしくありません。

 

本記事を読むと、

  • 革命のファンファーレが古くなっているのか?
  • 2020年現在の常識との比較

を知ることができます。

筆者の経歴

さかい

  • オンラインサロン『西野亮廣エンタメ研究所』会員歴3年。
  • 朝の日課はサロン記事購読。
  • 記事内冒頭のあいさつが毎日楽しみ。
  • 天才西野さんに突然ピックアップされた素人に嫉妬しちゃう33歳。

 

それではさっそく参りましょう!

 

『革命のファンファーレ』3年前の情報は古くなっているのか?

出版から3年が経過したお金と広告に関するビジネス書は、現在の情報としてどこまで通用するのでしょうか?

いきなりその答えから入っていきます。

【結論】2020年現在、古くなっていない。むしろまだ追い付いてない

はい、というわけで実際に本を改めて読み直してみましたが、全然古くなっていないです!

それどころかまだ革命のファンファーレに現代が追い付いてなかったりすることもちらほら見られました。

びっくりこさん
3年経っても古くならないお金と広告の話ってすごい!

本当にすごいなと思ったのは、2017年当時にはまだまだ新しすぎて世の中には受け入れられていないようなことが2020年現在受け入れられてきてることなんです。

つまり時代がファンファーレ西野さんに追い付いてきてるってことです。

ここからはそんなファンファーレが鳴りまくってる事例とこれから鳴るであろう事例をまとめていきます。

革命のファンファーレが鳴り響いた(時代が追い付いた)事例

まずは、2020年になってやっと受け入れられてきてる事例を3つ紹介します。

いずれも2017年当時はまだまだ世間一般には受け入れられていないものばかりでした。

①信用経済になってきた

信用経済という言葉だと浸透していない可能性もありますが、信用経済の代表サービスがクラウドファンディングでしょう。

新型コロナウイルスの影響もあって、政府からもクラウドファンディングという言葉が出てくるようにまでなりました。

ちょっと前までは、”詐欺”とか”宗教”とか”搾取”とか言われていたのですが、この3年でかなり一般に普及するお金の集め方になりましたよね。

『革命のファンファーレ』を読んでいた人からすると「やっときたか」という感じでしょうけど、世間のスピード感というのはそんなに早くなかったりするものです。

 

2020年には画伯西野さんは「信用経済の次は〇〇経済だ!」なんて、もう次の時代を予告するような話にもなってます。

これが浸透するのはまた4,5年後なのでしょう。

 

②無料公開が当たり前になった

絵本『えんとつ町のプペル』を全ページ無料公開して、とんでもない賛否を呼んだ出来事がありました。

「無料公開したらお金が入らないじゃないか!」
「ほかのクリエイターたちの活動を邪魔する気か!」

みたいな批判も多かったと聞きます。

 

ですが、結果として無料公開の文化は現在どうなっているでしょうか?

100%とはいいませんが、マーケティングの手法として実施している人もかなり増えましたよね。

「そんなのだめだ!」と3年前に言ってたはずの人がしれっと無料公開していたりするなんてこともあります。

東野じゃなくて西野さんが、自らの作品を通して効果を周りに示したからこそ文化になったと思います。

 

もちろん、ただ表面上だけパクってもうまくいかない人は多いですが…。

 

③水平関係の時代になった

個人でも発信できるようになってきたことから、事務所とタレントの関係が「上下」ではなく「水平」になってきました。

近年では、ジャニーズ事務所の所属タレントが次々と独立したり、UUUM所属のユーチューバーが独立したりしています。

 

こういった流れは3年前から来ていましたので、それに備えて準備していた人たちが動きを見せたということでしょう。

現在進行形で進んでいる水平関係なので、今後もさらにタレント個人の自由度は広がっていくのでしょう。(その分責任も増えますが)

昔からある大きな事務所が古い体質を変えないままでいると、今後生き残っていけないなんてこともあるのかもしれません。

 

革命のファンファーレがまだ鳴っていない事例

ここまでは、時代が追い付いた事例を紹介してきました。

でもまだ本の内容に追い付いていないこともいくつかあったのです。

これから来るのか?予言は外れるのか?は不明ですが、そんな事例を紹介します。

 

①作品を守るための「著作権」はいまだに存在している

西野亮廣名義の作品は、基本的にすべて著作権がナァナァになっています。

無断転載OKですし、コピペOKだったりします。

「パクられてしまうじゃないか?」と思う方も多いでしょうが、パクられていいんです!

絵本『えんとつ町のプペル』でいうと、目的はより多くの人に作品が届くことなので、多くの人がコピーして使用すればその分広まるじゃん!という原理だそうです。

 

たしかにその通りなんだけど、頭でわかっていても実際にそれを行動に移すまでする人はなかなかいません。

こういう答えがわからないところに挑戦する実験体質なところが、オンラインサロンの会員数が伸び続けている(人が集まってくる、応援したくなる)原因なのでしょうね。

 

②「セカンドクリエイター」を味方につけろ。は常識になっていない

著作権フリーの話にも近いですが、作品を多くの人に届けるための広告戦略として「セカンドクリエイター」を利用しています。

西野さん界隈ではかなり常識なことですが、これもまた世間の常識になっているかというとまだまだでしょう。

「セカンドクリエイター」についての細かい説明については省きますが、簡単に言うと「作品を広めたくなっている人」のことです。

 

いろんな人の手によって広告された作品は、もうクリエイターだけのものではなくなっています。

「セカンドクリエイター」も自分の作品として広告するので、その連鎖が生まれるといったことです。

これが他の作品にも転用されることが当たり前になって、うまくいく流れが整ったら日本の流通は大きく変わるでしょう。

 

③「衰え=成長」にはなっていない

「ドキドキしてる?」でおなじみの西野さんは言いました。

100歳時代の僕達が幸せに生きていく為にやらなければならないことは、「アンチエイジング」を推奨することではない。歳を重ねることを、「衰え」ではなく「成長」にすることだ。その答えを探すことだ。

(革命のファンファーレ本文より)

 

これは確かにな~と思いますが、常識になるにはもう少し時間がかかりそうです。

僕らがこれから歳を重ねていく中で、少しずつこんな常識が浸透していくのでしょう。

自分が100歳になった時に、100歳なりの魅力で周りといい感じで付き合っていく未来が待っているとしたら、ちょっとドキドキしちゃいます。

 

『革命のファンファーレ』もくじ

最後になりますが、今さらですが『革命のファンファーレ』を読んだことがない人のために、もくじだけ紹介しておきます。

「もっと早く紹介しろよ!」って?

だって、まずは結論から言いたいことを語りたかったんだもん。

そんな理由でもくじを最後に持ってくるという斬新な構成になってますがお許しください。

  • はじめに
  • 他人と競った時点で負け。自分だけの競技を創れ。
  • キミの才能を殺したくなければ、お金の正体を正確に捉えろ。
  • お金を稼ぐな。信用を稼げ。「信用持ち」は現代の錬金術師だ。
  • 意思決定の舵は「脳」ではなく、「環境」が握っている。
  • 入り口でお金を取るな。マネタイズのタイミングを後ろにズラして、可能性を増やせ。
  • 作品の販売を他人に委ねるな。それは作品の「育児放棄」だ。
  • インターネットが破壊したものを正確に捉え、売り方を考えろ。
  • 2017年1月。お金の奴隷解放宣言。
  • 無料公開を批判する人間に未来はない。
  • 過去の常識にしがみつくな。その船は、もう沈む。逃げろ。
  • ネタバレを恐れるな。人は「確認作業」でしか動かない。
  • 作品の無料化が進み、エンタメ業界は完全な実力社会になる。
  • その作品を守る為に、「著作権」は本当に必要か?
  • 本を売りたければ、自分で1万冊買え。そこで必要なのは「財力」ではない。「努力」だ。
  • 「セカンドクリエイター」を味方につけろ。
  • 信用時代の宣伝は、口コミが最強。口コミをデザインしろ。
  • 自分の作品と、社会を一体化させろ。
  • 努力量が足りていない努力は努力ではない。誤った努力もまた努力ではない。
  • ニュースを出すな。ニュースになれ。自分の時間を使うな。他人の時間を使え。
  • お客さんは、お金を持っていないわけではなく、お金を出す「キッカケ」がないだけだ。
  • インターネットは「上下関係」を破壊し、「水平関係」を作る。
  • ≪後悔の可能性≫を片っ端から潰せ。
  • 老いていくことは「衰え」ではない。「成長」だ。
  • 次の時代を護るのは「信用持ち」だ。
  • 本ではなく、店主の信用を売る古本屋、『しるし書店』。
  • 売れない作品は存在しない。キミの作品が売れないのは、キミが「売っていない」だけだ。
  • 出版のハードルを下げ、国民全員を作家にする出版サービス、『おとぎ出版』。
  • 踏み出す勇気は要らない。必要なのは「情報」だ。
  • おわりに

全310ページのビジネス書にしてはもくじの量もとても多い印象です。

30個のもくじがあるということは、約10ページに1つの大項目があるということになります。

それだけ神様西野さんが言いたいことが多かったのだと思います。

お金と広告に関するビジネス書の説得力を、その本自体(革命のファンファーレ)をヒットさせることで担保するというやり方はとてもカッコいいですね!

 

まとめ

今回は、発売から3年経った『革命のファンファーレ』のレビューをしつつ、広告とお金に関する情報が古くなっていたりしないのかについて考えてみました。

結論としては、「時代が追い付いてきた事例と、これから追い付くであろう事例があった」ということです。

つまり古くなってるどころか、むしろ今読んでちょうどいい内容になっています。

 

僕も改めて再読して感心する部分がたくさんあったので、見たことない方は一度読んで、読んだことある方はもう1回読んでみてください。

1回目との感覚の違いを感じることでしょう。

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