
そんな疑問に回答します。
本記事でわかることは以下の通りです。
- 10年後のリモートワーク事情の予想
- 10年後のために今やっておくべきこと
本記事を書いている僕はこんな人です。
僕はこんな人
- 2020年3月までは常駐スタイルでフリーランスエンジニアとして活動
- 2020年4月の緊急事態宣言以降、リモートワーク化して在宅で働く
- リモートワークが最高すぎるので仕事もだいぶ捗る
これまで基本的にスーツ勤務だったところから、現在はここ1年ずっと在宅ワークのため私服で過ごしています。
今回は、リモートワーク歴1年になる僕が考える10年後の働き方予想と、10年後のために今しておくべきことについて、私見を述べていきます。
目次
10年後の日本ではリモートワークはどれくらい当たり前になっている?
10年後には、かなりの普及率でリモートワークが当たり前になっていることが予想されます。
日本の未来を予想するうえで、僕は3つのポイントについて考えました。
ひとつずつ解説していきます。
ポイント①高齢者増加の影響
なんといっても日本は世界を代表する長寿大国となっています。
2020年5月27日のデータによると、日本は香港に次いで世界第2位となる平均寿命の国のようです。(参照記事:世界の平均寿命 国別ランキング・推移)
高齢者が増えるということは、高齢者1人あたりを支える若者の数がどんどん少なくなってきているということです。
そうなるとどうなるか?
介護をしていくために(それだけの理由ではないと思いますが)、今以上に自由な働き方を求めるビジネスマンが増えると僕は予想してます。
自分の仕事を自分でコントロールできるものなら、親や近親者の介護は自分たちで面倒見たいというニーズはかなりあると思います。
10年後というのはかなり遠い未来のようで、意外とすぐ訪れる未来だったりします。
来る超高齢社会に向けて、リモートワーク導入の流れは必然的にさらに加速していくでしょう。
ポイント②10年に一度の経済打撃の影響
『10年に一度のタイミングで、世界を襲う経済打撃がある』というのはよく言われている定説です。
10年前のリーマンショック、今現在真っただ中のコロナショックに続く〇〇ショックが、10年後を目安に訪れることが予想されます。
どんなかたちで訪れるかはわかりませんが、世界的な経済ショックや災害大国日本特有の経済危機が訪れるなんてこともあるかもしれません。
これまでの経験や経済に与える打撃の大きさを考えると、他人事でいられるわけもありません。
誰もが何かしらの対策は必要ですよね。
自由な働き方を自分の選択肢の一つにしておくという対策方法(リモートワークを選択するということ)を、多くの人が選んでいく流れは確実にくるでしょう。
ポイント③AI・人工知能発展の影響
10年後には、今ある仕事がAIや人工知能などのロボットに代替され始めているが予想されます。
今の段階で、『10年後に無くなる職業』と専門家たちが挙げている職業もたくさんありますよね。
ロボットに代替されることによって、店舗やオフィスに出社してやらなければならない単純作業は人間がやらなくなってきます。
通勤に1時間も2時間もかけて、機械以上の生産性を上げることはかなり困難ですからね。
その場所でしかできない仕事はなるべくロボットに任せて、考える作業やクリエイティブな仕事をリモートで人間が行うようになるのではないでしょうか。
10年も経てば、そういった役割分担がある程度は整備されているのではと予想します。
ポイント
「将来性のある分野の学習をしたい」
「AI(人工知能)・機械学習に関するスキルを身に付けたい」
そんな方はこちらの記事も合わせてご覧ください。
10年後のために今やっておくべきこと
さまざまな影響で、リモートワークは10年後に加速していくと予想しました。
では、そんな10年後のために私たちが今やっておくべきことはなんでしょうか?
そのあたりについても考えてみました。
①コンピュータで代替不可能な能力構築
AIや人工知能に仕事が代替されていくであろうという話をしました。
ベーシックインカムなどが導入されて、そもそも人間が働かずとも最低限の生活は保障されるのかもしれません。
そんな時代になったとしても、個人的には最低限の生活よりも一歩も二歩も余裕のある生き方をしたいと考えます。
であれば、コンピュータに代替されないような能力を磨いていくことはほぼ必須でしょう。
ゼロから何かを生み出すようなクリエイティビティは、近い将来には少なくともコンピュータで代替不可能と言われています。
コミュニケーション能力かもしれませんし、デザイン能力かもしれませんし、コンサル能力かもしれません。
答えは各々によって違うと思いますが、代替不可能な能力向上に努めるのはかなり重要でしょう。
②変化する時代への適応能力
ダーウィンは、「この世に生き残る生物は、激しい変化にいち早く対応できたもの」という言葉を遺しました。
どんなに強くても、どんなに賢くても、変化する時代の波に乗れなければ滅んでしまいます。
ここから10年という時間は、それだけ多くの変化が起きることは容易に予想できます。
僕らが社会に価値を提供できる存在として生き残るためには、柔軟に変化していくことがかなり大切なことだといえるでしょう。
ひとつの働き方や常識にとらわれることなく、変化する時代に波乗りしていくのです。
そうすれば自ずと10年後、20年後も必要とされるビジネスパーソンになっていくでしょう。
③資産形成(複数の収入減を作る)
「卵は一つのカゴに盛るな」というのは資産形成において常識となっています。
これは、一つのカゴに卵を入れておくと落ちたらすべて割れてしまう、つまりカゴを分散させるように自分の資産も分散させておこうということです。
会社の収入だけでなく、事業所得や不動産所得・株式分配などなど、リスク分散しておくことは今後さらに必要となってきます。
証券口座をまだ持っていないという人はまずは口座開設から始めましょう。
事業所得がない人は、まずはブログ開設やせどりでも始めてみましょう。
1年、2年と継続すればちりつもで資産が増えていくでしょう。
まとめ【10年後も求められる人材になろう】
今回は、『10年後の日本ではリモートワークはどれくらい当たり前になっている?』というテーマでお話してきました。
どう考えても、この10年でリモートワーク含めた私たちの働き方は大きく変わっていきます。
時代の波にうまく乗っていくためにも、変化に柔軟に対応できる力を身に付けておくべきです。
本記事が一歩踏み出すための助力になっていたら幸いです。
以上となります。