
そんな疑問に回答します。
本記事でわかることは以下の通りです。
- システムエンジニアはキーボードにこだわる必要があるのか?
- キーボードの違いで仕事の進捗が変わるのか?
筆者の経歴
- 大学では機械工学専攻で、社会人1年目未経験からシステムエンジニアとして就職。
- 新卒正社員で入社した1社目に約7年勤務。
- 8年目から独立してフリーランスエンジニアになる。
- 2021年6月でフリーランスエンジニア歴丸5年。
本記事を書いている僕は、正直これまでキーボードにこだわったことが一切ありません。
基本的には付属のキーボードしか使用せずに、ここまでエンジニア人生を送ってきました。
12年間のエンジニア歴の中で、キーボードのこだわりはぶっちゃけ仕事にちゃんと活かされるのかについても考えてみました。
目次
プログラミングするのにキーボードは重要?【結論:どれでも大丈夫】
まずはいきなり結論からお伝えします。
正直なところ、プログラミングをするためにキーボードにこだわる必要はありません。
僕自身の経験プラス理由含めてお話していきます。
タイピングスピードは仕事の質に関係ない
『キーボードにこだわる = タイピングスピードを上げたい』ということだと思うのですが、僕個人の考えとしては、タイピングスピードは別に速くなくてもいいと思ってます。
そのあたりのことはこちらの記事で詳しく書いてますので、よかったら見てみてください。
キーボードをこだわりのものに変えて、
タイピングスピードが仮に2倍になったとしても(そこまで飛躍的にはなかなか上がらないと思いますが)、
プログラミング全体の生産性が2倍になるわけではありません。
参考記事でも書いていますが、プログラミングはタイピングしている時間以上に考える時間の方が長くなる傾向にあります。
思考スピードが2倍になるなら十分試す価値はあるのですが、タイピングスピードを2倍にするのはほとんどの人が気にしなくてもいいと思ってます。
WindowsでもMacでもほぼ問題なし
僕はこれまでのお仕事ではずっとWindowsを使ってきました。
ほんの一時だけMacのこともあったのですが、普段Windowsだとやはり慣れないんですよね。
OSが違えば、ショートカットキーも変わりますし、キーの位置も多少変わります。
ですが、仕事としてしばらく使ってくると、不思議なもんでMacのキー配置やショートカットに慣れてくるんです。
そういった経験があるので、こだわりのキーボードにしなくても基本は慣れれば何とかなると思ってます。
とはいえこだわるのは自由
と、ここまでキーボードにこだわる必要はないぜ!ということを話してきたのですが、こだわることを否定するわけではありません。
自分に合ったキーボードにすれば生産性も多少は上がるでしょうし、何よりも使っている人の気分が上がるものだと思ってます。
生産性以上に、気分の向上の方が良い影響を与えるかもしれませんね。
そんな感じで、自分なりの理由があってキーボードにこだわるというのは全然アリです。
僕が言いたかったのは、「キーボードにこだわらないといけない!」と盲目的に考えるのは良くないということです。
所詮は仕事をする上でのひとつのツールに過ぎないので、どんなに良いツールを使っても使う側のあなたの能力が足りなければ意味がありません。
一流ならどんなツールでも一定以上の成果を創り出せるということですね。
作業効率を上げる唯一無二の方法は無い
キーボードをこだわったほうがいいのか気になっているあなたの目的は何でしょうか?
おそらく多くの方は、【今よりも作業の効率や生産性を上げたい】ということですよね。
「作業効率を上げるためにキーボードを変えたらいいんじゃないか?」という仮説まで立てたのはとてもすばらしいことです。
しかし、ぶっちゃけ作業効率が実際に上がるかどうかは人にも寄ったりします。
キーボードを変えることによって「作業効率が上がった」という人もいれば、「ほとんど変わらなかった」という人もいるはずです。
結局のところ、残念ながら作業効率を上げるための唯一無二の方法なんてものは存在しないのです。
「こうではないか?」と仮説を立てて、実際に検証してみて、採用するかどうか決めましょう。
- キーボードにこだわること
- マウスにこだわること
- ショートカットキーをつかいこなすこと
- デュアルモニターにすること
- タイピングの練習をすること
などなど、人によって答えは変わってきます。
ぜひあなたご自身の最善手を見つけ出せるように試行錯誤してみてください。
おわりに【キーボードにこだわる必要はありません】
今回は、「プログラミングするのにキーボードは重要なのか?」というテーマで話してきました。
僕の結論としては、キーボードはなんでも大丈夫!ということです。
キーボードにこだわる前に、自分のスキルを上げることをこだわったほうがよっぽど生産性に良い影響があるでしょう。
とはいえ、自分に合ったキーボードを使うことによって得られるメリットもあります。
盲目的に考えるのではなく、いろんな角度から考えてみて本当にキーボードにこだわるべきかを考えていただければと思います。
本記事は以上となります。